第0033滴 ~上手くコトを運ぶツボ

超レア物の流出写真があるからとその気にさせて、杉田玄白の『解体新書』
を見せられたときには、さすがにキレた@怒りも頂点に達すると笑いに変
わる杉山です。

そう言えば、最近“叱る”とか“激怒する”ってことがありません。その
前にバカバカしくなって、秋のリアス式海岸のように引いてしまいます。

いい意味で大人になったのか、それとは別に、年を取って闘う気力もなく
したのかは分かりませんが、オヤジ狩り対策として、毎日、腕立て伏せは
欠かしておりません。一喜一憂はダメだけど、喜怒哀楽は必要かもね。

さぁ、そんな顔の筋肉を伸ばすハナシはバシッとやめて、
今日もサラ~ッとお読みください。



■私は、あまり叱られるタイプではない、と思うし思いたい。

叱られるその前に、愛想をつかされる、ってことはあっても、
面と向って説教を受けた、という記憶は本当に数少ない。

■どうしてだろうか?

(1)見た目が怖い
(2)言っても無駄と思われている
(3)説教されても記憶に残っていない
(4)とっても優秀でミスがない
(5)逃げるのがウマイ

一般的に考えられる要因は、上記の5つに絞られます。
それ以外には、思いつきません。

さぁ~、スギヤマさんには、何番が当てはまるでしょうか?
正解は、6スクロール下にあります。

■基本的に社長からは、好かれるようなタイプで、
説教はしにくいキャラなんだと勝手に理解しています。

“なんとなく、まぁ~いいか”で、済まされる感じで、
こっちも、“まぁ~いいじゃん”で、済ますいい加減さ。

だから、双方とも、とても幸せなんです。

■それに、私はありがたいことに、よく褒められてしまいます。

だからと言って、別に私が人間的に素晴らしいからでも、
人一倍仕事が出来るからでもありません。

コゴトを言う人に会わないだけです。
コゴトを言わない人は、近づいて来る人を大抵褒めるものです。

■しかし、いくら褒められても、
自分の中で、納得がいかない褒められ方ってのも多いものです。

持って生まれた部分を褒められた時に、そう感じます。

「大きい声だねぇ」と褒められる人は、内緒ハナシができない人だし、
「明るくて健康的だねぇ」と言われても、遺伝子レベルで、
先祖に感謝をしなければならない。

■要は、何の努力もしてない部分を褒められても、
あまり嬉しくない、ってことです。

猛暑のカブト虫に向って「いい茶色してるねぇ~」って言うのと、
まったく同じことです。

■ピントがズレてるんです。

褒めたつもりでも、相手は逆に“ふんッ”って思うことが、
これまた結構、多いです。

だったら、最初から褒めなきゃいいのに、って思うのですが、
褒めたり叱ったりすることが、上に立つ者の仕事だと
勘違いしている人が、実に多い。

誰もそんなこと、望んじゃいないんです。

■会社は、社員の人間形成を行う場なんかではありません。

給料をもらって、家族を養うための、たった一つの選択肢。と、
経営者側も雇われる側も、そう思った方が、
結果としてコトがスムーズに運び、良い果実が実るものです。

■マウス片手に怒りに震えている社長のアナタ!
こんなコトに怒ること自体、そう…→間違ってます。

コレが正解かどうかなんてことは、どうでもいいんです。
教科書に登場する連立方程式のように、答えは必ず1つ、
ということは、あり得ないですからね。

■だから、褒めるときも、応接間。叱るときも、応接間。
で、コッソリ話しかけてやることです。

みんなの前で叱ることは、愚の骨頂。
みんなの前で褒めることも、愚の骨頂。

みんなの前で褒められて喜ぶ社員は、明日から要らない。



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編┃集┃後┃記┃
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正解は、(2)と(5)で、併せワザ1本です。

杉田玄白で強引に思い出しましたが、
松尾芭蕉の弟子で、杉山杉風っていう俳人がいました。

スギヤマサンプウ、って読むんです。それだけです。

では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。
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