ちょっと前のこと、京都までバスツアーで行こうと思っていたが、バスは酔う。
だからというわけではないが、鹿児島へ行こう。
当然、京都と鹿児島との間に因果関係など1ミリも存在しない。
そこで、6月の下旬頃にでも行こうと思い、サイトを開いた。
しかし、申し訳ないくらいに飛行機のチケットが安いと思った。
昨日、西村京太郎トラベルミステリーの十津川警部シリーズを観ました。
2時間ほどのサスペンスドラマですよね。
そこでふと、それを自分の人生と照らし合わせてみました。
最初の30分間で事件が起き、それを取り巻く人間模様が映し出される。
中盤の30分間で事件の全容が解明されつつあり、
さらに30分間でほとんど犯人は分かるはずです。
要は、1時間半もすれば「ああコイツが犯人か」と基本的に分かります。
残りの30分間は、どうしてそうなったのかを情に訴えて語るだけです。
そこで私は45歳。もう1時間半は経っているんですよね。
ほとんど先は見えている状態。もっと言えば、
今、見えていなければお話にならない状態です。
いくら今から心を入れ替えて一生懸命に頑張ったところで、
2時間という寿命があと1時間も延長されるわけではありません。
つまり「人生に遅過ぎることはない!ということはない」ということです。
もう遅い。とっくに1時間半も経っているんだから。
今から60年以上生きるのだったらまだやり直せるかも知れませんが、
おそらくこれを読んでいる人にそのような若者は少ないと思います。
バタバタとやって事が起きてしまうのが最初の30分間。(20代)
その原因を探ったり人間関係を振り返るのが次の30分間。(30代)
さらにその後の30分間ではすべてが解明されます。(40~50代)
そして、残りの30分間では過去を顧みて泣き笑いで終わり。(60代~)
さぁ、あなたは今、どのシーンを演じているのでしょうか。
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一┃筆┃後┃記┃
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何でもそうですが、ものにはキャパ(限界とか枠)があるんですよね。
みんな青天井の夢とか希望を語りますが、それでは文字通り
「雲を掴むような、風を捕まえるような話」で終わってしまいます。
人生に遅過ぎることはない!ということは絶対にないです。
2時間ドラマの中で、すでに1時間半も終わっているんだから。
人生という放送時間は、たった2時間しかありません。
今の段階で犯人や真相が解明できていないと、
最後の30分間で回想シーンが盛り込めません。
2時間ドラマもこのような視点で観ていると、
いつもとは違った楽しみ方ができるものです。
ちなみに、昨日の犯人(中山忍夫婦)は最初から45分くらいで分かり、
その動機は60分くらいで分かりました。火サスで鍛えられているので。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。
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相変わらずの就職難で、ちょっと名の知れた大学を卒業しても
自分が思うような会社に入ることはなかなか厳しいようです。
裏返せば、地元の中小零細企業にとっては、
思いのほか優秀な人材が採れるチャンスかも知れません。
ところが、実際にはそうはいきません。
つい先日のこと、ある社長曰く「また採用で失敗した。面接したときは
稀に見る優秀な逸材だと思ったのに・・・」と。
では、どうしてこうなるのでしょうか?
答えは超簡単です。
社長が面接をすると、自分に似た人間しか選ばない(選べない)からです。
社長は、自分が一番デキる人間だと潜在意識の中で思い込み、
それに似た若者を知らず知らずのうちに選んでいるはずです。
しかし、蓋を開けてみたら箸にも棒にもかからない人間だった。
これ↑が意味するのは、その若者を採用した社長も
同じように箸にも棒にもかからない人間という証拠。
だれもが成功する昭和だからやってこれただけです。
それが分かっているかどうか。自分が今の時代に生まれてきたら
使える人間なのかどうかがちゃんと理解している社長は少ないです。
それどころか「俺がもう1人欲しい」とコピーロボットを要求するような
恥知らずの社長がそこかしこに散らばっています。実に恐ろしいことです。
あなたが今、25歳だったら必要のない人間なのです。
だって、採用面接した若者が使えない人間だったじゃないですか。
優秀な社長は、自分にない部分を備えた若者を採用しています。
その若者の性格が明るかろうが暗かろうが問題ではありません。
いかに自分にないものを持っている人間と付き合えるか。それが出来ない、
それが理解できない社長は24時間以内に辞任したほうが会社のためです。
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一┃筆┃後┃記┃
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それは、友人関係でもまったく同じ。
日頃、仲良く付き合っている友だちを思い浮かべると
ほとんど自分と同じような連中ばっかのはずです。
自分と同じような性格、自分の分身のような連中が集まるのは、
あなたが猿だから。
群れを成すのは霊長類猿科の証拠です。
またそれはアナログな世界だけのことでもありません。
ネット上で群れを成すのもレベルが低い猿だからです。
それを自覚してそうしているならまだOKですが、
まったく知らずにやっている連中がほとんどです。
「いや、私はいろんな人と触れ合っている」と反論する人も多いですが、
100%みんな同じことを言う。
傍から見れば十把一絡げ。
まぁ、友人関係はともかく会社を円滑に回したいのなら、
社長と同じ性格の人間など1人も採用してはいけません。
今は、平成だから。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。
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ネット回線がつながっているはずだった湯布院のやまだ屋。
しかし、LANケーブルを差し込んでもまったくNGだった。
そのためオフラインでの写真加工、記事だけを書きとめておき、
今日、一気呵成にこのダントツ日誌に流し込んだ。
それでも丸一日仕事となった。
温泉地やリゾートホテルでネット回線が必要なのかどうかの賛否もあるが、
今のところそれがないと出掛けられないのが私の現状。
一日でも早く、ワイマックスが秘境も含めてすべての地域を
投網のように網羅してもらいたいものだと切に願う。
午前3時に起きたが辺りは当然のように真っ暗だったので、また寝た。
そして、午前6時を回った頃に部屋の露天風呂に首まで浸かった。
ちょっと熱めの湯だった。首まで浸かるのに2分ほど要した。
その後、宿の周りを軽く散策した。
朝陽にまぶしい由布岳。昨日とは打って変わって快晴だった。
遠くに立つ湯けむり。見慣れない私の目には、山火事としか映らなかった。
空気が澄み渡っているようだ。とても山々がキレイだった。
教科書で見たような風景。また景色。濃淡の緑のコントラストが実にいい。
ひとまず宿に戻って朝食。ゆふいんビールを飲んだが、普通のビールだった。
チェックアウトをし、宿を出たところに馬車が通った。
ゆふいん駅。案の定、平日だというのに観光客が多かった。
マニアにはたまらない駅舎。風情があって実にいい。
別府→湯布院までは車で来たので、次に来ることがあれば電車を使いたい。
次に来ることがあればの話だが。
駅前から金鱗湖に向かって歩いた。見上げれば薄曇の空となった。
そのせいだろうか、寒さが一段と厳しくなってきた。
左手にホカロンを握り締め、かじかんだ右手で撮影した。
どこにでもあるような風景だが、現実にはどこにもない。
変に哲学的なことを口走ったのも、きっと厳しい寒さのせいなのだろう。
湯布院とどこがどう関係あるのかまったく理解できないジブリ系。
しかし、店内は人で溢れていた。恐るべし、ジブリパワーだ。
南極の真ん中でストーブを発見したような感動を覚えた手湯。
これが真夏だったら確実に素通りしただろう。
金賞コロッケ。当然のようにそそくさと素通りした。
風情ある街並みを破壊するデザインとしか私の目には映らなかった。
目を休めるために由布岳を少し望む。
すると、その先にまた派手なデザインの五衛門があった。でも、ここは許す。
押し花のようなせんべいの製造風景。若い女性店員が黙々と作っていた。
五衛門でなめらかプリンを食べた後、さらに金鱗湖に向かって歩き始めた。
ふと手前の外国人と目が合った。別にあなたを撮影したいわけではない。
それにしても賑わう界隈。ゴールデンウィークともなるとさらに凄まじいようだ。
しかしながら、そのせいかどの商店の営業努力も100%乏しいであろう。
放っておいても全国からお客が来るのでは、それも分かる気はするが。
「草庵 秋桜」と看板があった。おそらく二束三文だった大昔からの広い土地を
先祖がたまたま所有していたのではと正直なところ思ってしまった。
こちらも立派な建物だが、看板を確かめることもなくそのまま通り過ぎた。
民芸村の門をくぐった。どうやら拝観料が要るらしいので、すぐに引き返した。
楽しみだった大分名物のとり天を食べようと小さなテナントへ入った。
これがとても美味しかった。+ビールがあれば何も言うことはない。
その店の前の川。今までに1000人は落ちているだろうと勝手に思った。
ピンクのしだれ桜が印象的だった。湯布院の桜は、すでに散り始めていた。
先週は24度もあったらしいが、今日の気温は6度だった。
由布岳の冠雪も、この時期には珍しいとのこと。
金鱗湖に到着した。いい。何もないが実にいい感じの小さな湖だと思った。
水彩画を始めたらこれを描こうと思った。これもあくまでも始めたらの話だが。
金鱗湖を堪能し終えると、来た道をそのまま折り返した。
ゆふいん駅前まで戻り、花水木という飲食店で昼食を取った。とり天定食だ。
橋の上。風が冷たく強かったが、陽は神々しく照っていた。
またいつか訪れるかも知れないが、そうそう滅多に行くこともないとは思い、
風景の画像を大量に撮った。観光化され尽くした感もあるが、いい街だった。
日頃の疲れを癒そうと全国レベルで有名な湯布院へと向かった。
しかし、せっかくなのでそこへ着く前に別府で降りて地獄めぐりを楽しもう。
小倉からソニック19号に乗り、別府へ。
ソニックには初めて乗ったが、差し詰め線路の上を振り子のように走る
岐阜バスといったところだろうか。
それから1時間16分後、別府駅に到着。駅前の手湯。
曇り空。さっそく地獄めぐりをスタート。まずは海地獄から。
真っ青。硫黄泉が吹き出し、それが風に乗ってメガネに降り掛かる様が
私には嫌でたまらなかった。フレームが錆びる気がする。
鬼石 坊主地獄。石頭の坊主がそこかしこに居るのかとほんの一瞬思ったが、
そんなはずもない。
まるで『妖怪人間ベム』のオープニングシーンのようだった。
これが坊主の所以なのだろうか。
続いて、山地獄。思いのほか質素な感じだった。
海があるから山もないとまずかろうにと思い、設けた地獄だろうか。
なぜかアフリカゾウとフラミンゴとラマとカバがいた。
かまど地獄。犬山市にある桃太郎神社の人形と同じような造り物が。
これは見事なほど真っ青だった。この近くにあった足湯に浸かり、
石垣まんじゅうを食べた。その次に向かったのは白池地獄。
温泉熱を利用した熱帯魚水槽があった。そこに2匹のピラルクーが。
こんなところにいるとは予想外だったので、思わず動画を撮った。
そこで肝心の白池地獄と言えば、言うほど白くはなかった。
そして、ちょっと離れた場所にある最もメジャーな血の池地獄へと向かった。
今までのそれとは比べものにならないほどお金が掛かっている。
この看板の横で観光客がひっきりなしに撮影をしていたので、
その合間をぬって激写。
しかし、よく見るとここもそれほど赤くはないし、血の池とは大袈裟だろうに。
試しに一度くらい大量の赤い絵の具でも流し込んでみてはどうだろうか。
最後に、その隣の施設内にある龍巻地獄へ行った。
30~40分間隔で噴射するらしいが、ちょうど終わったばかりだった。
当然のように次の噴射を待つことなく、その場を立ち去った。
雨が降ってきた。明礬温泉へと向かった。
異様なほど韓国人が多かった。店員は韓国語が話せるのだろうか。
右手の棟は家族風呂らしく、「入浴中」と書かれた看板が掛かっていた。
湯布院町へ。町名は「湯」だが、市名は「由」。ゆえに、由布市湯布院町。
実に紛らわしい。宿は、趣きあるやまだ屋。
こじんまりとした癒される空間のロビー。
夕食。別注文の関アジ。ぷりぷりで美味しかった。この場合、
「プリプリ」よりも「ぷりぷり」のほうが表現としては正しい気がする。
豊後牛も出たが、やはり魚のほうが格段に美味しく感じた。
※アクセス制限(dandysugiyamaがYouTubeにログイン状態時のみ視聴可能)
最近、口から食べるのも疲れるので、ときどき鼻から吸引したくなる。
当然、一度もやったことはないが。
この後、部屋にある露天風呂に肩まで浸かった。