歴史と風情を5時間歩いて満喫した金沢(石川県金沢市)

『るるぶ』片手に特急しらさぎ1号に乗り、古都・金沢へと向かった。

2時間40分後。最初は、工事中で足場が組んであるのかと思った。

鼓門

だが、駅の東口を出て振り返れば、随分と立派な鼓門がそこにあった。

近江町市場を横目に黙々と歩いた。すると菓子文化会館という文字が
目に飛び込んできた。予定外だったが、入らないわけにはいかない。

が、その奥には泉鏡花記念館があった。旺文社文庫を読みあさった私には
嬉しい誤算だったが、そのとき泉鏡花を1冊も読んでいない自分を発見した。

次に五木寛之文庫。しかし、入場料が100円だったので入らなかった。

その先に和風モダンな建物を確認した。そこで近寄って見たら、

個人開業医の医院だった。またこの看板のレトロな文字がいい。

最初の目的地は、この坂の上にあった。

その前に金沢城の石川門。重厚な造りに感心して丁寧にシャッターを押した。

そこから左側の風景。散りかけてはいるものの、まだ桜は残っていた。

そこから右側の眺望。純粋に気分がいい眺めだと感じた。

そして、兼六園。

日曜日だったが、思ったほど混雑はしていなかった。しかし、外国人が多い。

霞ヶ池。1人、ぼんやりと湖面を眺めていた。

桜。そこには、兼六園熊谷桜と記してあった。

何気に癒される山水といったところ。遠くの眺望も借景になり、実にいい。

蓬莱島と呼ぶらしい。若いカップルが、そう言っていた。

向こうにある橋の姿が列をなして空をゆく雁に見えることから、雁行橋。

気持ちのよい眺望。背後に金沢の街並みを借りるところがいい。

寿亭という茶屋で加賀あんころ(400円)とお茶。畳の上で寝転がった。

見所が多過ぎて対象の名前が分からない。立派な松とでも呼んでおこう。

噴水。霞ヶ池の水が水圧により、自然とこの高さまで噴き上がっている。

ひっそりと黄門橋。侘寂(わびさび)の世界観。

真弓坂口から外へ出ようと歩いて行くと、左手に瓢池があった。

滝がなかなかの情緒を醸し出している。

兼六園のすぐ隣にある金沢21世紀美術館へ入った。無料だし。

入るや否や、ムウッとする室温に若干、苛立った。

雲を測る男。これを眺めている私もどんなものかと考えさせられた。

タレルの部屋。映画『シビルの部屋』なら観たことはあるが。

壁面全体にデザインが施された大きなギャラリー。見知らぬ女性を借りた。

KOHRINBO109の裏に回り、少し歩いたところに長町武家屋敷跡界隈。
この界隈は大変気に入った。流れが早く、水量の豊富な用水も実にいい。

大野庄用水の流れ。20分くらい水の泡をジッと見つめていた。

あめの俵屋。「るるぶ」に書いてあったので写真だけ撮った。

雑誌やテレビなどでよく見る景色。1坪、一体いくらくらいなのだろうか。

鞍月用水を駅に向かって歩いていたら、尾山神社を見つけた。その門。

全国レベルで超有名な観光名所がある中、奥床しい感じの尾山神社。

そのまま近江町市場へと向かった。最初に見つけたどじょうの蒲焼ショップ。

長い行列の原因となっていた近江町コロッケ。私には、この世の中に、
並んでまで食べたいものなど1つもないので横目に通り過ぎた。

中途半端な時間のせいなのか、そう大して混んではいなかったが、
ちゃんと賑わってはいた。

新しくなった近江町市場を背に、金沢駅へと向かった。

ちょっとばかり薄暗くなった鼓門の背景。しかし、無意味に巨大。

つづみ亭という和食屋で華御膳(1260円)を食べた。
あまりに疲れていたせいか、食べながら少し眠ってしまった。

帰りの特急しらさぎ16号まで時間があったので、駅の周辺を歩いた。
すると、大きなやかんのオブジェ(作品名:やかん体、転倒する。)が。

5時間は歩いた。帰宅して体重計に乗ったら1.5キロほど減っていた。
今回は体力の都合上、ひがし茶屋街と主計町茶屋街には行かなかった。

そこへは、また次回ということで。快晴だったし、満足した一日だった。