切り貼りのジョーンと焼きチーズハンバーグカレードリアで満腹

午後2時、すっげぇ面倒臭い女性に誘われたのでデニーズ岐阜加納店まで出掛けた僕がいた。3Dのお付き合いも大切だと思い、カタチだけの友達とランチを食べた。本来なら「ランチを愉しんだ」と表現するのが抑え切れない文学的素養が垣間見えてしまうこの僕の力量たる所以なのだが、あまりに面倒臭い相手だったので事実を事実としてだけ表記するにとどめた僕は立派だ。ちなみに、この僕がこよなく愛している憧れのジョーン・フォンテインとは1ミリも関係のない実に哀れな女性だった。

午後2時、そのとき僕はデニーズ岐阜加納店の窓側の禁煙席にいた。2つ向こうのイエローシートに座る一人の寂しげな女性が僕のほうを気にしているようだった。僕は両目を高速でパチパチさせると「イエス、高須クリニック」と小さくつぶやいた。その理由は今でも分からない。彼女には利き腕の右手を差し伸べてやりたかったが、いかんせん目の前には哀れを水彩画に描いたような面倒臭い女が「焼きチーズハンバーグカレードリア」をダイソンの掃除機レベルの吸引力でむさぼり食っていた。

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