仕方ないので年賀状を少し書いた。まったくムダな時間だとつくづく思った。安いSNSの中だけのブームなのか否かは知らないが【本格!姓名判断】☆【オーラ診断】☆【運命の人の成分表】などをやって自分だけで「ウケル~~(≧∀≦)!爆笑!!」とか書いてあるのを見ると「バッカじゃねぇかコイツ?」と呆れるのと同時に正直、虫酸が走る。こういう茶番は目に入るのも鬱陶しいので確実にSNS自体に嫌気が差して飽きるだろう、僕。楽しく楽に生きていくことは大いに賛成だが、安易に生きているバカを見ると虫酸が走る。そこで、気を取り直して家族で餃子の王将の岐南店へ行った。午後2時に入って昼夜兼用にしようと思いきや、なんと今日は午後3時に閉店という衝撃的な事実をサイト上で知った。ふ、危なかったぜ。そこらのアナログッキーならアウトだったがこの僕のような中途半端なデジタリアンは事前にググって確認するのさ。しかし、1人前の皿うどんですらまったく完食できなかった。生ビールと餃子が2個あれば満腹になる自分の五臓六腑が愛しくてたまらない。
「2013年12月31日(火)」一覧
はま寿司で身内だけの簡単な忘年会
「パパ、はま寿司からクーポンが届いたよ」と次女が笑顔で言うので義父&義母を誘って回転寿司のはま寿司へ行った。当然、お支払いは僕だけど。昨日は「パパ、マックからクーポンが届いたよ」と次女が笑顔で言うのでマクドナルドへ行った。でもね、クーポンが届くたびにその店に行っていたら店側の思うツボ&キリがないんだよ。と言おうとすると次女は「ゴホゴホッ」と病み上がりのような咳をする。なかなかあなどれない女だぜ。25~30歳で年収800万円以上の独身男性諸君、嫁にくれてやってもいいよ。もれなくパパも付いてくるけど。12月のパパは決して存在するはずもないサンタさんや悪しき慣習のお年玉や福袋代で超ビンボーなんだ。そこで、来年の3月で義父が自営のパン職人をやめるんだ。約60年間も毎朝3時に起きて市場へ行っていたし今でも行っている義父。尊敬と感謝の意を込めて夏頃に台湾へ連れて行こうと思っている。だから僕は、そーいう男なんだ。
福井城と北ノ庄城と養浩館庭園の福井三昧(福井県福井市)
モーレツに寒いが、青春18きっぷを使って福井方面へ行こうと思い立った。
案の定、寒かった。ただ、北陸本線の車内シートは熱過ぎた。
歩いて5分ほどで福井城へたどり着いた。
見事な石垣だが、残念なことに城内に県庁が鎮座している。
本来は、凄まじく立派な城郭であったことが分かる。
石垣の上から堀を眺めてみた。少し孕んでいる部分もあった。
以前、テレビで見たので是非とも確認したかった井戸だ。
福の井。
そして案の定、今日も人っ子一人いなかった。
福井震災で崩れたままの天守台石垣。その被害の大きさを感じた。
風は冷たかったが、同時に古の心地良さを肌で感じた。
どのような天守が建っていたのかと妄想しまくった。
そして若干、空腹感を覚えた。
天守台から御廊下橋を見下ろした。
御廊下橋は、明治初期までかかっていた木橋をほぼ忠実に復元したものだ。
木の香りが何とも言えずいい。
総ヒノキの橋は屋根のおかげで色褪せることなく、美しい姿を保っている。
おそらくもう訪れることはないだろうからジッと眺めていた。
福井城を後にし、北ノ庄城を目指して歩いた。
貴重な北ノ庄城の堀跡だが、それ以外に何も残っていないのが寂しい。
柴田勝家の男気のようなものを感じ取った気がした。
燃えていなければ他を圧倒するような荘厳な城であっただろうに。
見吉屋で越前おろし三昧を食べた。これだけで満腹になった。
その後、北の庄城址資料館のスタッフから教えてもらった養浩館へ行った。
なかなかの庭園でしばしボーっと眺めていた。
しかし、ここもほぼ貸し切り状態だった。
固定資産税はいくらかかるのだろうか?という純粋な疑問が頭をよぎった。
池の錦鯉も腹が立つくらい優雅に泳いでいる。
一句ひねりたいところだが何も浮かばなかった。
この後、隣接する博物館で福井を堪能した。いい一日だった。
所詮、伊勢うどん
今朝、我が家の生き残り方講座を娘たちに披露した。「踏み切りの遮断機が下りてきたとき線路内で人が倒れているのを確認した。さぁ、どうする?」私は、見て見ぬフリをする。だって、それが正解だから。美談は小説の中だけで十分だ。その代わり私が倒れていてもそうしてもらえばいい。だから私が踏み切りを渡るときは命懸けなんだ。中途半端な善意を植えつけられるから、いざとなったときに誤った行動に出るんだよ。また、君たちが川で流されたのを確認しても私は飛び込まないと娘たちには言ってある。だって、それが正解だから。全員が死ぬのと誰かが生き残るのとでは雲泥の差だ。悲しいのは当たり前だ。泣いて時間が元に戻るなら50リットルでも泣いてやる。でも、それで解決することは何もない。そこんとこを今のうちに徹底しておくとトッサのときの判断に迷いが生じなくなる。ただ、実際にそのときが来ればどうなるかは分からない。で、あろうことかパパが力説しているのに肝心の娘たちは半分寝ていた。
天浜線に乗って二俣城(静岡県浜松市)と掛川城(静岡県掛川市)
すこぶる快晴だし青春18きっぷを消化するためにも掛川方面へ向かった。
新所原で天竜浜名湖鉄道に乗った。
これで最初の目的地である二俣城へと向かった。
天竜川は美しかったが車窓が汚れていた。こまめに洗ってもらいたいものだ。
21駅目の二俣本町駅で降りた。当然のように無人駅だ。
地図も看板もなかったが、なんとか二俣城へ辿り着いた。
ひっそりとした場所に天守台を確認した。歴史がよみがえる瞬間だった。
案の定、人っ子一人いない。
石垣はその当時からあったものなので武将たちも触っているに違いない。
そう思うと居ても立っても居られなくなり、そこら中を触りまくった。
実に見事で美しい石垣だ。これだけでも2時間は潰せる。
天竜川を天然の堀にしたのだろう。
風は冷たく強かったが、天守台からの眺めは絶景だった。
二の丸で栃木から来た男性としばし立ち話をして二俣本町駅へ戻った。
天浜線に乗り、終点の掛川を目指した。
1時間で掛川駅に着いた。掛川城の登城はこれで3度目となる。
天守最上階から隣接する御殿を見下ろした。素晴らしい御殿だ。
現存する御殿としては理想的な規模だろう。無性に川越城へ行きたくなった。
やはり落ち着く。時計の針が止まるかのようだった。
空気は冷たいが、なぜか温かい気がした。しばしボーっとした。
掛川城を後にし、鰻を食べるために浜松へ向かった。のんびりした旅だった。
アルシオーネ・コートの豪華なクリスマスディナー@岐阜県本巣郡
OBしか参加できないと思っていたアルシオーネ・コートのクリスマスディナーに訪れた僕だった。17時からの予約だったが案の定、30分前に到着したので館内を必要以上にぶらぶらしまくった。
なんと今日は総勢60名ほど参加するようだ。空気がピンと張り詰めていた空間と高い天井がいい。
クイクイとビールを飲みながらだったが、この1品目からとっくの「と」の字で腹六分目となった。
これがメインでもいいくらいだった。一口頬張ると春先の雪崩の如くお口の中でトロトロに溶けた。
パーマに失敗したようなオニオングラタン風スープで温まった。縁に付いたパイをかじりたかった。
すでに満腹寸前の3丁目12番地状態となり会話もなくなった。しかし、このソースは絶品だった。
ほら、ご覧。帆立貝フェチとしてはたまらない逸品だった。できればソースを入念に舐めたかった。
メインだお。フォアグラと牛フィレ肉を一緒に食べたが死ぬほど美味しかった。死なんかったけど。
ハハハ、スイーツは完璧に別腹のこの僕ゆえに約3分で完食したった。次は4月に訪れようと思う。