大分へ飛ぶ前の東横イン(愛知県常滑市)

僕は今、セントレアの隣にある東横インの一室にいる。君たちは孤独を音で感じたことはあるだろうか。それはまるでドビュッシーの『アラベスク第1番』のような旋律なんだ。中学時代に音楽の先生からサンサーンスという作曲家を教えてもらった。そのとき僕は「その名前、あってるの?」と先生に生意気な口を利いてしまった。だってサンサーンスだよ。正確にはカミーユ・サン=サーンスだが、もちろん当時はググることもできなかった。作曲家と言えばチャイコフスキーやムソルグスキーのように「スキー」が付くか、ベートーベンやバッハのように悪徳不動産屋っぽい名前が相場だと信じていた。ところがサンサーンスって磯辺真紀や織田真理って感じの信じがたい名前だと思わないか。正直、こんな話なんかどーでもいいんだ。閉所恐怖症だから最低でもツインのシングルユースじゃないと不安なんだが、この部屋は狭いので1分間に37秒くらい目を閉じてる。さぁ、君たちのような人間でも僕のお役に立てるチャンスだよ。