小さいことならクヨクヨしねぇよ

そのとき僕は、スタバ@京都烏丸六角店で冷めたソイラテをすすっていた。すると、社会人低学年(1年生~3年生)らしき男性2人が入って来た。菅田将暉(以下、S)と高橋一生(以下、T)に似た2人は、僕の左隣の席に腰を下ろすと「ったく、やってらんねぇな」「まぁ、そう言うなよ」と言葉を交わした。どうやらSは会社で何かあったようだ。Tは「そんなことでイライラしてたらさ、この先3年ももたないぜ」とSをなだめた。「でもさ、あの言い方はないんじゃね?」「本田課長も悪気はないよ、きっと」「かなぁ?」。2人はテーブルに目をやると、Sはパストラミビーフサンドウイッチを、Tはハニーハム&チェダーチーズサンドウイッチを一口かじった。と同時に、それぞれトールサイズの熱い珈琲で一気に押し流した。やっと落ち着きを取り戻したSに向かって「そんな小さいことにクヨクヨしてたら社会人やっていけないぜ」とTは諭した。そのときだ、よせばいいのにこの僕は「小さいことならクヨクヨしねぇよ。今はそれが小さいか大きいかも分かんねぇからウロウロしてんだよ。小さいことかどうかなんて1年後にならなきゃ分かんねぇんだよ」と聞こえるか聞こえないかのビミョーな音量でつぶやいたつもりがしっかり聞こえていたらしく、S&Tに鬼の形相で睨まれた。だから、大晦日の晩にそんな総天然色の夢を見た。これが初夢になるかどうかは別にして妄想のような夢から目覚めたリアルな僕は、初詣にすぐ近くの住吉神社を総勢9名で訪れた。

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