客寄せパンダの美学

この2か月間は1泊以上の一人旅が皆無のため最近はストレスで「欲求不満」が「よく食う肥満」に進化しそうだぜ。今日も今ひとつ!雑誌のページをめくりながら「京都に小銭を落とすくらいならば近所の野良猫にでもくれてやる」と大胆なひとり言をつぶやいている際に中日に入団した松坂大輔がまるで客寄せパンダのようだとテレビから漏れ聞いた。僕、今日まで客寄せパンダって褒め言葉だと思っていたけれど何となく安い世間では違うようなのでググったら「人気や知名度によって、人々をひきつけることだけに高い能力を持っている存在を皮肉っていう言葉」とのこと。ほう、皮肉かね。ならば、人気も知名度もまったくなくて寄って来るのは真夏の夜の電灯に群がる昆虫ばっかの人間といったいどっちがステキなのだろうか。そんな安い世間には次の言葉を贈ろう。悪名は無名に勝る。ちなみに、悪名を「あくめい」と読んだ君は残念ちゃん。この場合は「あくみょう」と読むんだよ。どこの馬の骨だか牛タンだか豚足だか分からんような奴より素性が悪かろうが多少の訳ありだろうが1ミリでも多く名が知れている、名が売れている者のほうがマシやっちゅう話やがな。悪名、上等。大いに結構。吐くほどバンバンと名を売りまくったその後で上手く軌道修正すればいいだけのこと。