オフィス弘道からの独立:北野武とタモリの立ち位置とその考え方の相違点

「オフィス北野は俺の事務所だよ。俺が辞めて誰に文句言われるんだ」ってことで北野武が独立するそうだね。以前、本の中で「弟子にしてくれと頭を下げられたら可哀想でみんな弟子にしちゃう」と語っていた。一方、タモリは「芸を教えることはできても才能は教えられないから弟子はとらない」っぽいようなことを語っており、この2人は真逆のタイプだと思っていた。当然、タモリの考え方に賛成の僕がいる。また、北野武は片岡鶴太郎が酒乱の弟子を破門した際にも「薄情な奴だな」っぽいことを語っていた。ところが、昨日のテレビで「(たけし軍団には)頑張ってくれと、今は俺一人でやることがあるから」と語っていた。所詮、最後はそんなもんだって。いくら今までに大金を渡してあげたと言っても、この先、食っていけるか否かが彼らには大問題なんだ。そもそも北野武に憧れて芸人の道を選んだというのに、その憧れた人間がいなくなる不安と失望と言ったら想像に難くない。とは言え、大金どころか喫茶店でも割り勘にするようなケチが、たまたま過去に一度だけ面倒を見てやったからと「あいつは俺の弟分だ」と兄貴面する勘違い野郎よりはずっとマシだけど。何ものにも左右されず、何が起きても一喜一憂しないタモリはいい。まともな人間って絶えずモチベーションが低いんだよね。だから、やる気を含めてモチベーションなんて一切ないほうがいいのかもしれない。やる気があってもやらない奴はそこら中にいるし、やる気がなくてもやる奴はちゃんとやっている。このように『とろ一挑』で次から次へと注文する我が家の面々を眺めていたら「オフィス弘道は僕の事務所だよ。僕が辞めて誰に文句言われるんだ」と言いたくなった。この際、独立したろかしゃん。

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