千所千泊のススメ

秋田県を制し、これで47都道府県コンプリートまで残りあと4県となった。メルマガにはチラッと書いたが、作家の五木寛之は「千所千泊」と言って初めての土地で1泊以上して千か所を回ることを目標にし、すでにその数は900を超えたとか。僕はと言えば、エクセルシートに記録し始めてから約153か所くらいだろうか。そこで誰でもいいから「ねぇ、何が楽しいの?」と尋ねてみてくれ。「ねぇ、何が楽しいの?」。ハハハ、イチイチ残念ちゃんだな。そこらの観光客のように名所旧跡やB級グルメ、名物料理などが主目的ではない。ま、秋田では久保田城を攻めてザ・名物の代表であるきりたんぽとハタハタと稲庭うどんを食ったけど。まあいい。違うの、違うのよ。五木寛之と同じく一人旅は修行なのよ。その地に身を置くだけ、駅に降り立って地べたに右足の土踏まずをファーストコンタクトするだけでOKなのよ。観光名所と名物料理はグリコのおまけか科学と学習の付録だよ。だったら、そっちがメインじゃん。う~ん、例えが難しい。よく「こんなところに来ていただいても何もありません」と言うが、その地に物理的に身を置くだけで完璧に満足なんだよね。ほら、ご覧。グーグルマップに訪れた地の宿泊したホテルに黄色の☆印を付けている僕がいる。一番楽しいのは、その地を訪れている真っ最中にグーグルマップを見て今、自分がどこに立っているかを確認したとき「ここかぁ~!」と嗚咽するほど感動する。バローで買ったありふれた粒あんの饅頭にアーモンドとクルミとカシューナッツを無造作にトッピングするだけで時空と常識を凌駕したスペシャルな饅頭にバージョンアップすることを君たちに教えて今日の「何が言いたかったの?」という講義は終わる。

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