色褪せぬ過去と汗臭い莉子

寝起き15分以内に聞けば「懇切丁寧」と「婚活行ってね」は感動するくらい似ている。おいおい、ふざけている場合ではない。義理の弟の四十三回忌法要を行った。写真でしか会ったことのない弟に合掌した。その後、風情と趣をゴシック体で書き表したような『古風人 領下』で食事を楽しんだ。「今日からアルバイトなの?」と疑いたくなるようなド素人の女性店員には全員がイラッと来たが、それも13分ほど過ぎればいい思い出となるだろう。12分までは本気でブチギレる寸前だったが。

説明しよう、一升餅とは「一升」と「一生」を掛けて「一生、食べ物に困らぬように」という願いを込めて満1歳の誕生日を迎えたお子ちゃまに約2キロのお餅を背負わせて祝う古き良き拷問のような慣わしのことだ。お子ちゃまは重くて嫌がるっちゅうの。はい、今日は莉子ちゃんの誕生日だった。

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