晩ご飯のメニューを決める際にも契約書を交わしませんか?

いいか悪いかは別にして、発泡酒を飲みながら西の空を静かに見上げれば「NHKをぶっ壊す!」のリフレインが止まらない。吉本興業のトップが所属芸人との契約について「口頭でも契約は法律的に成立している」と言った。さぁ、猫も杓子も典子も一緒に「吉本興業をぶっ壊す!」。ま、たしかに民法のコンメンタールにはそう書いてあるかもしれないが、それはセブンイレブンで店長イチオシのスイーツを買うという行為の真っ最中にイチイチ契約書を交わさなくても済むようにする場合であり所属芸人と事務所との関係はティラミスケーキと同じかよ。だったら、年俸1億円のプロ野球選手も球団との口約束かよ。まあいい。才能が日本橋にある金子半之助の天丼並みにてんこ盛りのこの僕が出版をたった1冊で終えた本当の理由を教えてあげよう。本が刷り上がってから「そろそろ契約書を交わしましょうか」と出版社から呼び出された僕は「印税は8%でどうでしょう?」と尋ねられた。当初から「契約書って交わさないのかな?」と悶々としていた僕は「最後に契約するんですか?」とその席で尋ねると「出版業界はそうです」とのこと。家を建ててから契約書を交わすか?旧態依然の問題ではなく、太古の昔からこの業界は腐っている。こんな発酵業界とは1ミリも関わらないほうが得策だと思った僕だった。昨今、次から次へと面白いように出版社が潰れているが、それはネットの普及などとは3ミリも関係なく、発酵業界が世の中の常識についていけなくなったからだよ。今でもたまに「本を出しませんか?」と誘われるが、その気はミミズの脳ミソほどもない。そんなことより今日の晩ご飯に海鮮チャーハンを切望した僕なのにエビしか見当たらなくて途方に暮れる僕がいた。このような悲惨な出来事が二度と起きませんようにみなさまのご家庭でも契約書を交わしませんか?

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