ほら、ご覧。秋田県で有名な山口製菓店の「まぼろしのアンドーナツ」だよ。これが不思議なことに幻なんだけどドン・キホーテ柳ヶ瀬店に行くとほぼ年中無休で山積みなんだ。僕もこれで4回目さ。ってことで、幻の定義っていったい何なんだ?イリオモテヤマネコなんて地元の人ですら年に1回、見るかどうからしいじゃないか。それが本当の幻だよね。まあいい。2年前の記事によれば、これは「油パン」とも呼ばれて親しまれているらしく現在では全国で人気が出ちゃって月商が30倍以上に伸びたとか。だったら、もういいじゃないか。保存料などは一切、使わず作り置きができない商品を数名の職人が足では無理だから手作りしているらしいじゃないか。これ以上、働かせたらブラックになっちまうじゃないか。よく「17秒に1個売れてる自然食品」などと見え透いたキャッチコピーの縦長のページを見掛ける僕だが、だったら、もういいじゃないか。僕が買うまでもないじゃないか。先日も「絶対に損をさせない投資ですよ」と電話で勧誘されたが、だったら、僕のその貴重な権利をあなたにプレゼンツするから寝る間も惜しんで儲けまくればいいじゃないか。肝心の味はと言えば、残念ながら僕は、こしあんは赤福しか認めていないんだよ。今日も何事もなく一日が終わりそうだ。
(何気に関連がありそうな過去のコンテンツ)
聞くドアホ 「目立たぬように、はしゃがぬように、似合わぬことは無理をせず」が信条の時代遅れの杉山です。徳川家光が将軍だった寛永15年頃だったらこの僕でもいい仕事をしていたかも知れない。さすが […]
いい人間になる方法 「朝から晩まで飲んだくれたる」「働かん」「ったく、しょーがねぇから近所の飲み屋で3日間だけバイトしたけど1時間でバイト代をパーッと飲んじまった」「俺に惚れた女は使い捨ての消耗品さ […]
今のご時勢だからこそ無能からの脱却 昨日の【鼻に付く】の続編を書こう。その店の社長に「行列のできる店ほど能がない」と言った僕。昨今では密になっちゃいけないと言われるが、その前から行列なんか作っちゃいけなかったんだよ […]
ハッピーの損益分岐点 例えば、君の年収が286万円だとしよう。すると「ったく、こんなんじゃ食っていけねぇだろ」と汚い日本語で嘆くだろう。だからと言って、美しいドイツ語で嘆いても状況は1ミリも変わらない […]
人間の証明 「俺って会社に必要な人間なのだろうか?」「僕の帰る家はここでいいのだろうか?」と消費期限が10か月くらい過ぎたバターでも食った表情で西の空に向かって嗚咽しているいい年こいたあーた […]
得意に特化 趣味を仕事にすると一人旅や城めぐりが嫌になる。仕事を趣味にすると定年後に間違いなくボケる。ちなみに、無職の僕に定年は切望しても訪れない。結果、嫌いなことを仕事にしたほうが問答無用 […]
なんとなく成り行きで生きている 最近、僕の周りでも何気に増え始めたっぽいのがヴィーガンだろう。人間が動物を搾取することなく生きるべきであるという主義の者たちだ。肉や魚を食べないベジタリアンに対してヴィーガンは卵 […]
栄養失調のサンタクロースは腰が痛い クリスマスの夜にバローで買ってきたお値打ちなチキンがてんこ盛りの味噌煮込みうどんをすすって「幸せだよね」とつぶやいた僕。今、持っている物やできることだけで十分に楽しめるじゃないか […]
こんなのつまんねぇ≧そんなの面倒臭ぇ 自宅も家具も車もありとあらゆる所有物や所有欲をすべて放棄して気楽に生きて行きたいこの僕は、ビジネスホテルで暮らしたら年間でいくらになるだろうと調べたらあーた、ほぼ130万円だとか […]
後ろの快楽 「何でもいいから楽しいことはないかなぁ」と探している時点で大バカ野郎なんだよ。楽しいことは探して見つかるものではなく結果、感じるものなんだよ。夢も同じだろう。追い求めて叶えたこと […]
コメント
なんだ~、ダッシュで買いに行こうかとおもったら漉し餡なんだ。残念。
同じく漉し餡は赤福しか認めていない。本来、幻なんてものは存在してはいけないものなんだな。手に取ることが出来た時点で幻ではなくなってしまう、という教訓だね。誰かに追随しているわけではないけれど、なんか腰の辺りが怪しいのでこれからイカガワシくない方のマッサージに行ってきまふ。
なんだ~、いかがわしかったらダッシュで僕も追随しようと思ったのに・・・。ハハハ、さとちゃん、おはよ!今のところ僕の中の幻と言えば、ちょっと前まで夜這いがあったらしい東白川村のツチノコくらいなものだろうか。ある意味、幻と理想の聖地かも知れない。今日はね、なんとなくういろうが食べたい気分なんだよ、僕。