唇よ、熱く僕を語れ

丸顔の次女曰く「クリーニング三兄弟がね、ドラム式より縦型の洗濯機のほうがいいって。汗による汚れがほとんどだから裏返して洗ってそのまま干したほうがいいってテレビで言ってたよ。でもね、そんな情報をテレビで言ったらクリーニング屋さんに洗濯物を持って行く人が減っちゃうよね」と。ハハハ、顔が丸けりゃ発想まで丸いな。そんな連中は絶対に洗わねぇよ。洗濯機で年中無休、完璧に洗っているまともな主婦ならそんな情報などとっくに調べて知っている。テレビを見て「へー」とか「ほ~」とか「なるへそねぇ」などと感心している連中はそれを知ったところで絶対にやらねぇよ。生物学的にそういう生き物なんだよ。化石で有名な三葉虫が生存していたカンブリア紀からそういう稀少なカテゴリに属しているんだよ。そう、そのクリーニング三兄弟がテレビで熱く語れば語るほど「ステキ!あたしもあの店に持って行きたいわ♪」となるのよ。安い主婦はそういう物体なんだよ。雨上がりの午後、加納にある『松福』を訪れた僕は「桜葉餅」を買った。そして、それを熱い珈琲で一気呵成に押し流した。うん、上品で絶妙だね。この和菓子の原材料や製造方法を理解したところで「僕も作ろう」と真剣に考える奴など絶対にいねぇよ。できるだけ詳しく熱く語れば語るほど相手は「僕、無理。もう奴には絶対に敵いっこない」となる。では、明日は下品な甘味を求めて歩きたひ。

コメント

  1. さとろー より:

    まさにそれをホワイトデーのお返しに狙っている自分がいる。寸評ありがとう。これで自信を持ってお返しすることが出来るよ。その時までそれが存在していればの話だけど。趣味で菓子作りをやっている素人こそうるさくこだわるんだよね。実はそれを商売にしている人なんて当たり前のルーティンをこなしているだけで大したこだわりなんて何もないんだよ。同じ味になることが一番大事、って岐阜の大手の洋菓子店のK社長がそう言ってた。よほど料理人がノンレシピで作るデザートの方が美味かったりするとも。ところで滋賀のコロ患が大垣のホテルを利用したって?世界のアツローにも今生の別れを切り出した方がいいかもね。

    • 砂漠王 より:

      コロ患ってあーた、アラカンみたいに・・・。ちなみに、僕たちには嵐寛寿郎が当たり前だけど世間的にはアラウンド還暦っぽい巻頭文はここまでです。ハハハ、さとちゃん、おはよ!さらにちなみに、僕が初めて買った車はライトがパカパカ開いたり閉じたりするリトラクタブルの86トレノだお。うん、思いっ切りミーハーな車だお。人さえ傷付けなければ世間は学生に味方するという実にいい時代だった。はい、今日はサーティワンでPayPayの権利を行使しようと思ったものの昨日からちょっぴりゾクゾクするので引きこもる予定は確定。