カタツムリと戯れるおひとりさまの霊長類

少し前までは喫茶店やレストランの片隅にくたびれた中年男とファンデーションを塗りたくった女が向かい合って座り、テーブルの上に分厚いマニュアルやカタログなどが開いていると97%の確率でマルチやそっち系の怪しい宗教の勧誘だったあの頃、それが今ではこのご時世ゆえにおひとりさまが大半を占めている。そう、市場調査という誰からも叩かれない名目及び勘定科目で岐阜駅構内にあるサイゼリヤを僕は一人きり訪れた。だから、経費で落としていいですか?OKだけど水道光熱費ではNGですよ。御意。うん、たしかにおひとりさまばっかだ。大勢で飲食店に入れば間違いなく飛沫は大量に散りまくるため「飲食店は一人で」という政府の意向も分からないでもない。しかし、一人でエスカルゴを食いながらアクリル板に向かって「ざけんな、この野郎。ぶっ飛ばすぞ!」と意図せず漏らしちまう僕はどうしょうしゃん。電車に乗った際に車窓に映った自分の顔を見ると「にたぁ」と笑っていることもあれば本当に尿意があるのかどうかさえも分からなくなっている僕は霊長類として進化しているのだろうか。ま、それはないと思いますよ。だね。とりあえず今日もいい一日だった。

ってことで、サイゼリヤを舞台にYouTube版【砂漠に水】の紹介動画をいい感じに撮った僕がいた。

コメント

  1. さとぼう より:

    それって、一人がいいという理由ではなく、単に相手をしてくれる人がいないだけじゃないの?うんうん、わかるよ、わかる。今の自分にはその気持ちが痛いほどわかるよ。現実に痛いのは嫌だけど。なんかFacebookでピエールマルコリーニが氾濫しているから時流に乗って自分も並んでみようかな。それなりに良い暇つぶしになりそうじゃない?

    • 砂漠王 より:

      只今、極寒の中を命がけで目薬をもらってきました。ハハハ、さとちゃん、おはよ!ほう、ピエールが流行っているのかね。何で今さらジローって感じだけれどバレンなタインだもんね。鞄の修理で名古屋の土屋鞄まで行きたいと思っている僕だけどそのお隣がピエールなんだよね。多治見に行ったときにチェいや、シェ・シバタまで足を伸ばそうと思ったもののそれほど足が長くなかった衝撃の事実に遭遇した僕だった。

  2. むしか より:

    以前、一人では飲食店に入れないと言っていた人達はどこに行ったんでしょうかね。
    息子の友達が少ないらしい。そしてずっと家にいる。よいことだ。

    • 砂漠王 より:

      あ゛ー、死なんけど死ぬほどチマチマした作業をやってチョー疲れている真っ最中。いいかげん、この僕を解放してあげたらどうなんだ。ってことで、虫ちゃん、元気?ちょっと前の僕は一人で外食どころか一人で列車に乗ることもままならなかったよ。人間、変わるもんだよね。20歳を過ぎたら絶対に変わらないけど。でも、それって性格で行動は変わるっぽい。いいですねぇ、友達が少ないということは。先輩である林修先生が友達なんか一人も要らないと言ってたよ。