このところ缶詰状態だったので、近くのコメダ珈琲店岐阜駅東店へ行った。
見上げれば曇天だったが、気分はそこそこ爽快だった。理由は分からない。
モーニングセットだが、喫茶王国の岐阜においては粗末な部類だ。ちなみに、岐阜県は一世帯あたりの喫茶店に費やす額が全国で最も多い。
最後にシロノワール(590円)。熱いデニッシュの上にソフトクリームをONしたコメダ珈琲店の名物。バックに流れる曲はMISIAの『逢いたくていま』だった。
岐阜公園の総合案内所が整備されたと聞いたので今日、さっそく行ってみた。
随分とそれらしく立派になった総合案内所の正門。
思いっ切り逆光ではあるが、若き日の織田信長像。
山頂に聳える岐阜城が素敵だ。
小さな用水のようなお堀に鯉が2匹。ほのぼのとする光景に癒された。
随分前から金華山ロープウェー乗り場。
晴れてはいたが、ちょっと靄(もや)がかかっていたのがとても残念だった。
ロープウェーから見た三重塔は、美しい朱赤色だった。
降りたらすぐ右手に嫌でもリス村がある。
平日なのでほとんどお客がいない。個人的にはせいせいして好ましいが。
岐阜城へ上る道。壁のような岩盤が何気に凄い。
基本的にバリアフリーの「バ」の字もない険しい上り坂が続く。
やっと岐阜城。城主としては、信長の他に斉藤道三がこちらでは有名だ。
大好きな岐阜城。晴れでも雨でも雪でも様になる。とは言え、雨が降っている日に訪れたことなど一度もないが。
天守閣からの絶景。ここからのパノラマ夜景も格別だろう。
この先には、美濃、郡上、下呂、飛騨高山。
どのようにして建てたのだろうか。建築基準法には適っているのだろうか。
龍の蛇行のようにも天の川のようにも見える、川。
再び岐阜公園に下りた。澄んだ水が印象的な「信長の庭」があった。
ふと振り返れば三重塔。さすがは川合玉堂、実に美しい。
軽く一休み。なんとなく空気まで澄んでいるような気がした。
五平餅1本が260円。そこそこ高いような気もするが、味は普通だった。
さらに総合案内所で食事をとろうと思い、そそくさと音を立てながら入った。
漬物で有名な「こまや左介」の店だった。しかも、商品はラーメンだった。
仕方がないので烏骨鶏ラーメンを注文したが、これが異様に美味かった。
最後にすぐ近くにあるバーミヤンからの振り返りショット。リフレッシュができたというよりも足腰に限界を感じた一日だった。
正月も3日ともなると通常営業の店も多いだろうと勝手に思い、六条大溝にあるたくみ屋に開店一番に入った。意外にもガラガラだった。
咲楽のクーポン券は4日からしか使えないということなので、大海老天入りみそ煮込うどん(硬麺)を正規の値段で注文した。
あまりに熱かったので箸で冷ました。これだけでも十分に満腹になった。
その後、茜部のバローに寄り、明朝のパンを買ってから帰宅。するとAmazonで注文した『世界遺産ベスト100』が届いていた。
これで一週間は、1人で地味に地道に楽しく時間を過ごせると思う。