星跳在景一覧

熱いジンジャーブレッドラテと冷たい『雨』

冷たい雨が上がった。午前11時半の南の空に薄日が差した。僕は遠い雲からサマセット・モームの一冊に目を落とした。『雨』。熱いジンジャーブレッドラテをちょっぴり口に含んだ僕は、短篇集の22ページ目にある一節をなぞった。「目的の家は埠頭から歩いて五分ばかりのところにあった」。自分でも理由は分からないが、とにかく気になる一節だった。そして、僕の時間は終わりを告げた。

「ジイジ、まっちゃはもういらない!」と叫びながら隣の席で結衣ちゃんが食い散らかしとるがね。こっちはドリンクのみで我慢しとるっちゅうのに490円もするイチゴのケーキまで食いやがって。4桁未満の小銭をこよなく愛すこの僕なのにスタバだけで2574円も使っちまったぜ。まあいい。

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ちょっち気分が暗くなったカラヴァッジョ展もまた風情の僕@愛知県名古屋市

「誕プレ」と「短プレ」は似ていると書こうとして念のためググったら正確には「短プラ」だった。今まで「短期プライムレート」の省略形をずっと「短プレ」と思っていたもののこんな厄介な言葉を一度も口にする機会がないお値打ちな毎日で本当によかったよ。「ところでその短期プラ何とかって何?」「ググれ」。はい、今日もピーカンの青空で嫌でも元気に生きている巻頭文はここまでです。とにかくゴメンね、ムダに長生きしそうで。嫌われ者の僕と一緒にゲージツを満喫してみませんか?完璧に寒い中、名古屋くんだりまで出掛けた僕は、ゲージツを満喫する直前にソイラテを満喫した。

カラヴァッジョハゲラッチョ島らっきょうを食ったら細マッチョ秋の遠足のおやつにパックンチョ♪ハハハ、バカ野郎!ここまでゲージツを冒涜しまくる君たちにはうんざりだよ。案の定、黒川紀章が設計した名古屋市美術館ではカラヴァッジョ展が催されていた。平日の真っ昼間ゆえに空いていると思いきや、死ぬまでシルバーウィークの老人たちで混んでいた。う~ん、どうでしょう。素晴らしい絵画だとは思うのだが、やたらと斬首、つまり首を斬った作品が多くてちょっち気分が暗くなった。

来年早々には岸田劉生展が、悲惨なスギ花粉が飛散する頃にはミュシャ展が催されるので楽しみだ。君は芥子(からし)を付ける派?僕は付けない派。それなりに寒い中、大須まで歩くと『すゞ家』の「味噌ヒレカツ定食」を一人きり堪能した。ちょっち気分が暗くなったけど今日もいい一日だった。

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和歌山くんだりの歴史と文化と芸術を心がないのに心行くまで味わったった僕@和歌山県和歌山市

午前0時52分に目覚めた僕。それってほぼ昨日じゃん。旅先のジジイの朝は気仙沼のサンマ漁より早い。一度でいいから死ぬほど鳴らしてみたい目覚まし時計のステキなアラーム。はい、ベッドから身を起こせば同じ目線に荘厳な和歌山城がある巻頭文はここまでです。案の定、モーニンキャソーと呼ぶことにした。さぁ、今から後ろから前から上から下まで本格的に攻めまくったろうじゃないか。

午前9時なのに体内時計はほぼ夕方とはこれいかに。ほら、ご覧。本丸御殿跡から撮った1枚だが、あたかも後光のような蒸気が舞っているようだった。それにしても美しい、愛らしい、素晴らしい。

イチイチイマイチな君たちも今一度、ほら、ご覧。天守最上階からの眺めは実にマーベラスだった。紅葉も『金色夜叉』の尾崎紅葉レベルでいい感じに紅葉だったとしか言いようがないっぷりだった。

芸術を探求し続けるこの僕としたことが、和歌山城のお隣にあるのに今まで一度も訪れていなかった和歌山県立近代美術館&博物館を一度目に訪れたらモーレツに立派じゃねぇかよ。さすが黒川紀章が設計しただけのことはある。彼も東京都知事選などに出なければ僕の評価はさらにアップしたのに。

あっちゃこっちゃ歩きまくってお腹もいい感じに空腹の4センチ7ミリくらい手前の状態になった。ちなみに、この数年間は-2センチ8ミリになっても平気です。ほう、それなりに良さげな雰囲気の『紀州のしずく』で「しずくの満足定食」を食べた。味もスタッフも偏差値68レベルで◎だった。

昨日のヘレかつと言い、今日の満足定食と言い、今回の旅のお店&お食事のチョイスは秀逸だった。それにしても満足定食なのにお子ちゃまのように満足に魚の骨も取れず食い方が汚くてすびばせん。

旅のスタートはスタバ。旅のゴールもスタバ。ここを訪れるためだけに和歌山電鐵の神前駅で降りた弘道に何かサービスしてやったらどうなんだ。ド田舎道を7分も歩いてスタバ@和歌山昭和通り店を訪れた僕は、どこで息継ぎをすればいいのかよく分からない商品名の「クランベリーブリスバー」をサービスでプレゼンツしてもらった小っちぇ珈琲で押し流した。和歌山にはまた2年後に訪れたい。

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2年に1回は訪れたいけど3年に2回は荷が重すぎると感じる和歌山界隈と僕@和歌山県和歌山市

2日前にも言ったが何度でも言おう。3年に2回の割合で夢も希望も目標も目的もまったくないのに和歌山くんだりを一人きり徘徊したくなりませんか?僕は2年に1回だがね。列車内は白いマスクの風邪っぴきばっかでデリケーターな僕は2時間くらい呼吸を止めていた。死ぬっちゅうの。ったく、気合が足らん連中だぜ。僕はと言えば、やる気はないけど気合は十分さ。だから、いいことなのか?(中略)和歌山大学前駅で降りた僕は、マーベラスな環境のイオンモール和歌山店内にあるスタバで「ショコラディスカバリー」を熱いソイラテで押し流した。最高の味だったが490円は高すぎる。そこで気になる正面に座っている女性だが、ちゃんと正面を向くと義母と同じくらいの年齢だった。

中途半端な長旅で疲れた僕は、とりあえずホテルにチェックインした。そして1706号室の重厚なカーテンをおもむろに開けた。すると視線の先には和歌山城が伏した虎の如く静かに鎮座していた。

「ジューシー」という安易な単語を多用する食レポほど能がないと思いませんか?グーグルマップのおっしゃるとおり歩いたら目的地のかつ専門店にオープンの2分前に到着したけど快く開けてくれて左端のおばさん、ありがとう。『ももやま』の「特選ヘレかつセット」はジューシーで絶品だった。

しかし「ヒレ」としか言えない東海三県人からすればこっ恥ずかしくて「ヘレ」とは言えないゆえに「じゃあ、これを」と言ってメニューを小さく指した僕。申し訳ないが「ヘレ」なんてあり得ない。

とにかくすっげぇ美味しかったので今度は「有頭えびフライ」を味わうためだけに青春18きっぷで訪れてもいいかも知れない。すでにご存じだとは思うけど僕ってそこそこの味覚オンチなんだよね。分かりやすい幸せと奥歯の間にそれなりに詰まったヘレかつをシーシーと吸いながらホテルの部屋に戻った僕。ふ、この僕を歓迎するかの如く和歌山城がライトアップされていた。午後8時前後だけど語呂がステキだからミッナイキャソーと呼ぶことにした。ミッドナイトキャッスルじゃないからね。

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鬱陶しい鬱積と鬱屈からパーッと解き放たれた「放」

腹が立つほど快晴が続いている今日この頃なのに眼科にしか出掛けられない僕に致命的なストレスが鬱積している真っ最中。でも、本当によかったよ、ホームレスやステンレスじゃなくて。決済方法はキャッシュレスが便利で大好物だけどリアルなキャッシュレスは死ぬほどつらい。はい、上記の点を踏まえましてストレスを発散すべく名鉄に揺られること17分の寂れた一宮駅界隈を散策することに決めたので一滴増した。以上、ご報告まで。駅に着くや否やさっそくスタバ@ASTY一宮店で「メリーストロベリーケーキフラペチーノ」を一人きり味わったらクリスマシーな気分を満喫できてご満悦♪ちなみに、鬱屈した日常からパーッと解き放たれた自分になれたので【ほぼ今日の感じ】は「放」。

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大量の雑菌に侵されながらも豊満な脳ミソで色々と考えた僕@愛知県名古屋市

「森繁久彌」と「森羅万象」は似ているようでちっとも似ていない。一昨日、ツインアーチ138に昇った際に「今度は名古屋の東山スカイタワーに昇って考えよう」と僕は言った。だから、昇った。言ったことの37%は必ず守る。その入館料は300円だけど入園料が500円の東山動植物園との共通券にすれば640円になるから160円もお得だよ。東山スカイタワーは園内にあるため嫌でも動物たちと触れ合うことになる。その前にスタバ@本山駅前店に立ち寄ると左の女性と目が合った。

できれば触れ合いたかったのに。肝心の動物たちはと言えば、あまり興味がないので37分くらいで回り切った大和田(爆)。世界の貴重なメダカの宝庫である「世界のメダカ館」は素晴らしかった。

さぁ、そろそろ東山スカイタワーの展望室へと昇ってチマチマと稼ぐ仕組みをそれなりに考えよう。だが、そこらの東横インのそれよりはるかにのろまなエレベーターで呆れて笑いが止まらなかった。

新種の修行のように歩き疲れまくった僕は、園内にあるそれっぽいフードコートで「フレッシュネスバーガー」を食べた。そのときふと「昨日もマクドナルドだった・・・」と思い出した。まあいい。今回のロングな散歩で12個のネタがパッと浮かんだ僕だが、もうここを訪れることはないだろう。もっと他に行かなきゃいけないところがいっぱいあるんだよ。16847歩のステキな一日だった。

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第6回の親孝行接待ツアーは讃岐うどんと高松城を満喫しまくり夜の美観地区@香川県高松市&岡山県倉敷市

はい、ほぼ確実に毎年の恒例行事となっちまった「お義父さん&お義母さんあとほんのちょっとだけ長生きしてね。でもね、無理だったら別に我慢しなくてもいいんだよ親孝行接待ツアー」を企画した添乗員&お財布代わりのギリギリ義理の息子です。今回は1泊2日で倉敷を訪れることにした。が、その前に新幹線の待合室の中にあるスタバ@JR名古屋駅新幹線南ラチ内店でソイラテを堪能した。

「え?倉敷なのになぜにマリンライナーで瀬戸大橋を渡っているの?」。うん、実にいい質問だね。

実はね、お義母さんは八十八箇所巡りで死ぬほど四国を訪れたけどお義父さんは一度も訪れたことがないのでわざわざ四国をマーキングするコースを設けたギリギリ義理の息子を全力で褒めてほしい。

ってことで、四国は高松と言えば讃岐うどん。セルフサービスは体質的に無理なのでフルサービスの『えん家』で「かしわ天ぶっかけ」と「海鮮あさりうどん」を黙々とすする義父&義母。一方、上の「野菜天ぶっかけ」をすすった僕。言うほど固くはなかったものの絶品だった。PayPayで支払った。

せっかくなので単なる個人的な趣味&嗜好で高松城を攻めた。3回目の登城だが実にいいですねぇ♪1坪3万円なら5坪くらい買うし、その他に2万円くらい寄付するから砂利を芝生に変えてほしい。

ギリギリ四国の高松を満喫した僕たちは、再びマリンライナーで今回の主たる目的地である倉敷へと着実に向かった。ほら、ご覧。棟方志功の巨大な版画だよ。この見事で圧巻の版画がロビーに燦然と掲げられている倉敷国際ホテルに宿泊した。3階のフロアからは版画を平行に眺めることができた。

「僕も画家になればよかった」。そう思いながら夜の美観地区を歩くと神秘的でマーベラスだった。

『鶴形』の「瀬戸内御膳」が今宵の食事だったが、その味はと言えば想定外に極めてフツーだった。

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(ビジネスにもプライベートにも使える)ひらがな表記のススメ

止ん事無い事情と諸般の事情を足して危険な情事で割ったような我が家にとっては重要な事情により岐阜駅まで歩いて行った働き者の僕がいた。用事は8分で済んだとは言え、これで帰ったらあまりに僕が可哀想すぎるので当初の計画どおり僕の行きつけの岐阜駅構内にあるスタバを左足から訪れた。ハロウィン期間限定の「ハロウィンマスカレードラズベリーモカ」と電子レンジで十数秒ほど温めた「アメリカンワッフル」の感想はと言えば、岐阜日日模試の5科目の合計が350±5点のフツー。そんなことより美しい手書き看板があった。そう、以前からスタバで勉強している学生に遭遇すると虫唾が走って仕方なかった僕がいる。第一、こんな場所で問題を解いている学生に賢い奴はいない。ま、せっかくだから僕が添削してあげよう。「様」は王様や神様などに使う漢字なので「お客様」は「お客さま」とひらがな表記にしましょう。「頂く」は物理的に頂戴(ちょうだい)する場合に使う漢字なので「いただく」とひらがな表記に、「致します」は「お願いする」という動詞の補助動詞になるため「いたします」とひらがな表記にしましょう。迷ったらひらがな表記にすれば間違いない。

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「映える」極地のスポットを訪れたら映えすぎて疲れまくった僕@三重県津市&愛知県名古屋市

レゴランドの「レ」の字もレレレのおじさんと同じくらい耳にしていない今日この頃、レゴランドはちゃんと堅実に運営されているのでしょうか。だから、そんなことはどーでもいいんです。ところで漢字一文字の県庁所在地は三重県津市だけど「次は津、津」という近鉄電車の車内アナウンスが実に微笑ましい。ってことで、三重県津市の榊原温泉口駅で降りると『うお助』で日替わり膳を食べた。

このカントリーの立地でそれなりの構えのこの店舗はまるで砂漠で遭遇したオアシスのようだった。食後の珈琲も付いて820円はうれしい。とは言え、この金額はこの地区の平均月収かも知れない。んなこたあない。そして、本日の主たる目的であるルーブル彫刻美術館を一人きり訪れた僕がいた。

館内の作品はフランスのルーブル美術館にある本物から直接、型を取って作成したレプリカのようでルーブル美術館が公認する世界で唯一の姉妹館なのだそうな。黒川紀章が設計した建物も立派だが、ほら、ご覧。100%貸し切り状態だったので駆け足で動画を撮ったけど吐くほど彫像が怖かった。

その後、お隣の大観音寺を訪れた僕を世界一高い33メートルの純金大観音が笑顔で迎えてくれた。だって、この僕だよ。これが何気にエキセントリックなエリアで三半規管がいい感じに揺れていた。

当初は帰る途中の津新町駅で下車して津城を攻略する予定は確定だったが、あまりに暑くてそのまま終点の名古屋まで近鉄電車に揺られたった。せっかく名古屋くんだりにいることだし今日の〆としてスタバ@JR名古屋駅太閤通南口店で「スイートポテトゴールドフラペチーノ」をすすりまくった。

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(S)御堂筋本町東芝ビル店とバリラックスとシャンデレールと大阪の熱い夜@大阪府大阪市

はい、不本意ながら大阪に出張です。いったい何が不本意なのかと言えば、大阪へ行くことではなく仕事をすることです。仕事をしなきゃ食っていけない自分自身が情けない。ってことで、テキトーな打ち合わせをしようとカフェを探し回ったら本町通のカフェ・ド・クリエはモーレツに狭くて満席でコメダ珈琲店は笑っちゃうような分煙のため煙が充満していて愚の骨頂だったので必死こいて探してたどり着いたスタバ@御堂筋本町東芝ビル店で「ダークモカチップフラペチーノ」を一気にすすって生き返った僕がいた。やっぱスタバはサイコーだね。疲弊したオヤジたちの作り笑顔が妙に切ない。

打ち合わせが約30分で終わるとやることも作り笑顔もなくなったのでホテルにチェックインした。部屋に入るとドアノブ、机、ハンガー、椅子、リモコンなどをウェットティッシュで拭きまくった。

ウォンチュー!ゲッチュー!生中!はい、大阪の夜は年中無休で合コンやん。マルビルの3階にある『バリラックス』で全体的にちょっち辛い料理を食べながら僕たちの将来について熱く語り合った。

大阪の物理的に熱い夜はまだまだ続く。どっかの地下っぽい『シャンデレール』というクレープ店でマロンショコラを熱い珈琲で満喫した。すっかり酔いが回ってきたので以後のことは覚えていない。

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