達観雑記一覧

早いもん勝ちは愚か者たちの徒競走

元祖か本家かそんなことはどーでもいいし、金蝶園と金蝶堂のどっちでも構わない。歴史ある老舗店舗からすれば引くに引けない大切なことだろうが、客からすれば美味ければいいし甘ければいい。この饅頭のことではないが、店内に「当店が○○発祥の店です」と書かれた貼り紙を見るとこちらが恥ずかしくなってウンザリする。江戸時代の町人を喜ばせていたことを自慢するより平成の中年を満足させろよな、といつも思う。早いもん勝ちを評価するのは既得権が好きな愚か者と新しいアイディアが出てこない負け犬だけだ。過ぎた年数ではなくノンフィクションの味で勝負しろ!と3時のおやつを食べながら壁に向かって延々と文句を吐いていたら筆舌に尽くし難いほど疲れた。

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微妙な立ち位置のいちじく羊羹

今でもそのときの光景を鮮明に覚えているが、53歳と3ヶ月くらいの女性社長と食事をしていたとき、彼女の左の鼻から1本の黒い筋が出ていた。鼻毛だ。それは太くて黒々していた。「どうしようかなぁ・・・」と悶々としながら結局、最後まで言えなかった。後日、そのことを同僚の女子社員に話したら「教えてあげなきゃかえって可哀想じゃん」と生意気にも説教しやがった。腹が立ったので「お前だったら“鼻毛が出てる!”って大声で叫んでやる」と言ってやった。教えてあげたほうがいいことなど百も承知。ただ、決してその人から嫌われたくないのではなく、「その人の顔が真っ赤になる状態を私が知っている」という事実をその人の記憶の中に置いておきたくなかったという微妙な心境だった。その人の中の私の立ち位置の問題ということをいくら説明しても分かってくれる人は結構少ない。が、その微妙な心境を分からない人間とは上手く付き合っていく自信もない。「いちじく羊羹」が我が家の冷蔵庫の中に2週間も入っている。羊羹としては微妙な存在だからだろう。

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おみゃぁさん、ハートカクテルだがね

iPodがマーヴィン・ゲイの『What’s Happening Brother』からドゥービー・ブラザーズの『What A Fool Believes』に変わった。「29A」。僕はeチケットを確認しながら29列目の窓側の席に座った。「この曲ならマット・ビアンコのほうがしっくりくるな」僕はつぶやいた。その席からは左翼がよく見えた。「ここにバケモノが現れたらトワイライトゾーンのジョン・リスゴー気分を味わえるかな」僕はふっと笑うと「NODA」と書かれたネームプレートのキャビンアテンダントと目が合った。僕はひとつ咳をした。滑舌の良い機内放送が流れ、すべての電子機器がOFFとなった。---20分後、機体は和歌山県のアドベンチャーワールド上空をかすめた辺りだろうか、再びONとなったiPodからセルジオ・メンデスの『Never Gonna Let You Go』が流れた。悲しい曲だ。まったく意味は分からないが。そのとき「NODA」と書かれたネームプレートのキャビンアテンダントが僕に「お飲み物は?」と笑顔で訊ねた。突然のことで驚いた僕は「し、し、シークァーサージュース」と震えた声で答えると「それはございません」と秒殺された。結局、伊藤園の「お~いお茶」にした。コモドアーズの『Still』で泣いた。しばらくすると機内の照明がセピア色に変わった。アニタ・ベイカーの『Sweet Love』はホノルルまでの水先案内人だ。遠藤いや、END  今朝は、4時からiPodを聴きながら仕事をしていたので、その間に流れた曲を中途半端な「ハートカクテル」風にして羅列してみたったがや。

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蟻の深呼吸とカツオのたたき

栄養が偏った食事はいけません。海の幸、山の幸をできるだけ均等に摂取しましょう。そこで、3時のおやつにカツオのたたきとモンブランをいただきました。モンブランは、フランスとイタリアの国境に位置するヨーロッパ最高峰の山なので名実ともに山の幸ですね。by 植木ペディア。基本的に食い合わせにはこだわらない。箸の持ち方からおしぼりまでうじゃうじゃと細かい奴だとお思いでしょうが、そこらのレストランでもメインディッシュの数分後にはデザートを食べるから胃の内容物は同じだろ、と思ってしまう。そーいうところが自分勝手なのよね。しかしながら、カツオのたたきをつまんだ箸でモンブランを食べようとすると私の怒りの導火線に火が点くのさ。自分でも面倒臭い性分だとつくづく思う。

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野口英世先生の孤独

万が一の事態のためにと小銭入れの背面ポケットに入れておいた三つ折の5000円札を使うハメになったときの寂しさをあなたは経験したことがあるだろうか。そして万が一の事態はたくさん訪れる。仕事に煮詰まった感があったので気分転換にブドウ糖を摂取しようとセブンイレブンの領下店に行ったはいいものの、土屋鞄のバレンタイン限定レッドのブライドルレザー長財布の中には野口英世先生が1人しかいなかった。買いたい商品の金額をどのような順番で足し算しても1345円になった。そのとき私は、伝家の宝刀を抜かざるを得なかった。断腸の思いで手に入れたつぶあん団子の味は、それはそれは格別だった。

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満腹のハンバーグ&ひとくちてっぱんステーキランチの千とせ風

車で普通に行けば10分で着くところを右折をせずに直進と左折だけで岐南町の「洋服の青山」にたどり着いた。40分ほどかったが妙な達成感はある。基本的に真っ直ぐ進む者を邪魔することが嫌いな性格なので、こちらに直進してくる車をさえぎる右折行為も嫌いだ。信号がある交差点なら別だが、そうでない場所の右折には若干、躊躇する。人生、挫折はゴメンだが左折は結構。ってことで「洋服の青山」では3着ほど買った。その後、すぐ近くにあるステーキ宮でステーキランチを食べた。午前中を漠然と評価するなら85点くらいのデキだったので午後はもうちょいペースを上げたいところだ。わかるかなぁ~わかんねぇだろうなぁ~ by 松鶴家千とせ風

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なぜか天津飯が目立つ浜木綿@岐阜県庁前店の唐揚げランチ

ア・ブ・ラ汚れにィ~、女医。はい、眼鏡のレンズが汚れている奴にまともな仕事ができる者はなし。おそらく孔子が今の時代に生きていたら、そう語るだろう。その前に私は「タラレバ」の話が嫌いだ。いるじゃないか、こちらからもレンズの汚れが見えるほど汚い眼鏡をかけている中年男が。特に儲かってない会社の社長に顕著に見受けられる。埃だけならまだしも、科捜研が喜ぶくらい指紋が鮮明に付いているレンズで将来どころか日経新聞の文字が見えるのかよ!と言いたくなる。私は一日に3回以上は水で洗って専用の布で磨く。以前、目の前にチラチラと浮遊物の影が見えたので入念にレンズを磨いたが、それでもそれはそこにあった。おかしいな・・・と30分くらい原因を究明していたら、私のまつ毛にゴミが付いていることを発見した。これが物理的にこれ以上距離を短くすることができない究極の「灯台下暗し」だろうと我ながら感心したものだ。ここまで読んでくれてありがとう。でも、もっと他にすることがあったろうに。それではいただきます。

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サイゼリヤのシナモンフォッカチオで値打ちな乾杯(岐阜県各務原市)

そのとき僕はフィレンツェの石畳を一定のリズムで歩いていた。15分後、ウフィッツィ美術館の『ヴィーナスの誕生』の前でヒンズー・スクワットをやっている自分に気が付いた。それはまるでボッティチェッリの鮮やかな筆遣いが僕をそうさせてしまったかのようだった。ふと右隅に目をやると松田聖子を5発くらい殴ったような顔の女性監視員と目が合った。(この物語は悲しいくらいノンフィクションです)午前中に2箇所のお見舞いに行き、それから各務原のサイゼリヤでデカンタの赤ワインを飲んだ。すると私の中のイタリア系遺伝子が活発にブラウン運動を開始した。190円で結構、酔えた。私の場合、顔の下半分がジャン・レノで、上半分はジョージ・クルーニーなんだけどつなぎ合わせると典型的な日本人なのよね。中学時代は給食の揚げパンが大好きで、今でもシナモンの粉末をアイシャドーにしたいくらいこよなく愛している。よって、シナモンフォッカチオはそれなりに美味しかった。私の食事代は489円だった。

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杉山家直系尊属に対する遠隔操作による新種のイジメ

前回、一部の心無い者から「はんぺん」と呼ばれた我が家のナンだが、これはある意味、新種のイジメではないだろうか。または、杉山家直系尊属に対する遠隔操作による冒涜かも知れない。冒涜(ぼうとく)は、読めるけど漢字では書けない。きっとその者にはバチが当たるだろう。ってことで、今日はちょっと薄く焼いてみた。すると血糖値が気になるいったんもめんのようになってしまった。まぁ、いろいろと疲れた。いつもはビーフかチキンだが、今日は初めてベジタボーにした。特に理由はない。しいて言えば、時代が私にそうさせたのかも知れない。夜風よ、今夜もこんばんは。こんばんはの「は」は、「わ」ではなく「は」だ。

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トルバドゥールの憂鬱

「お前、痛々しいな」と「お前、痛い奴だな」のどっちが重症なのか考えたこともない甘党ソムリエの杉山です。そう、社長専属コンサルタントはアルバイトです。今までに50食以上は転がしただろうコメダ珈琲店のシロノワール。今日も五感でテイスティングしてみました。「う~ん、真夏の炎天下に放置されたスプリンタートレノのボンネットのように気を失うくらい熱いデニッシュ生地をそっと覆う地中海に浮かぶマルタ島を徘徊する雨に濡れた秋田犬のすがすがしい香り漂うソフトクリームとの相性が矢口・中村夫婦のように対峙しているかと思いきや、土屋鞄の職人が入念になめした豚皮のような絶妙のコクとキレが中途半端に酔った私を孤高のトルバドゥール(吟遊詩人)へといざなって行く珠玉の逸品だ」いかがでしたか。あなたの心と体を10000ボルトのスタンガンで地道に溶かしてみたい甘党ソムリエのカカオマス杉山でした。

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