達観雑記一覧

採血の後のめまい

健康診断での採血後、急にめまいがして顔中に汗が噴き出した。「杉山さん、大丈夫ですか?」という複数の人の声が遠くに聞こえた。20分くらいベッドに横になった。すぐに採取した血液を調べてもらったら、貧血どころかヘモグロビンは16もあり多いくらいで正常ド真ん中だとか。後から聞いたのだが、男性に多い症状らしいが、まったくの空腹時に採血すると一過性の貧血になるようだ。その後、問診のときに「一週間ずっと納豆でして」と言うや否や、それまで心配そうに見つめてくれていた医療スタッフ陣が「やれやれ」という表情に豹変し、大昔に吉本新喜劇で活躍していた原哲男に激似の医師一人を残して部屋から出て行った。どうやら私は栄養のバランスを無視して納豆を愛し過ぎたようだ。来年は焼肉シリーズで戦いに挑もうと思う。

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納豆と異様に痩せた秋刀魚

納豆・オン・ザ・ライス・ウィズ・痩せた秋刀魚。小津安二郎監督の『秋刀魚の味』は名作だから観てほしい、観なさい、観やがれ。いよいよ松本伊代。明日は健康診断なので血流サラサラ大作戦の最終調整に入った。今まさに20時以降は絶飲食という阿闍梨の修行かよ?と疑いたくなる試練の真っ最中だ。アクエリアスの水割りどころか水道水さえ飲めない。ところで目薬はさしても構わないのだろうか。先週はビールを我慢し、糖分の摂取は通常の5分の1程度に抑えた。これで満足する数値が出なかったら、その反動でどれだけ糖分を摂取してしまうか想像しただけでも恐ろしい事態になりそうだよ、木下君。ちなみに、私の人生で木下という知り合いは1人もいない。今日もいい感じにノイローゼ気味になってきた。明日はスムーズな採血ができるように今から鉄アレイで鍛えて左腕の血管を浮き出させておこう。

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現在進行形で爆睡中の次女と苛立つコロネ

フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの『Relax』の出だしが、どうしても般若心経の「まかはんにゃ~」に聴こえてしまうのは英検3級の限界だろうか。早朝6時15分に次女が東京から帰って来た。一昨日の23時半に名古屋から高速バスで東京に向かい、翌朝5時過ぎに新宿に到着。コンサートを楽しんでその日の23時に同じく高速バスで名古屋へ向かうという体力的に25歳未満にしかできない弾丸ツアーを決行した。どちらにしても朝帰りには違いないが。そんなことより大きく2口食べてもクリームにたどり着かないコロネはいかがなものか。火薬がたっぷり塗り込まれた私の怒りの導火線に火が点くとまではいかないまでも、確実に五臓六腑の3つまでが腹立たしく感じてしまう。そうは言いながらも顧客満足度25%の商品を提供する企業の姿勢を朝っぱらから非難している私はステキだ。

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たこ焼きのある風景

たこ焼きは主食としてカウントするべき対象だろうか、おやつとして処理しても良いものだろうか。いつもながらコロッと忘れていたが、私は一日一食主義者なのでこれは大きな問題だ。主食ならば今日、晩御飯を食べることは許されない。さにあらず、おやつのカテゴリに属するものならアサリご飯くらいは食べても許されるだろう。ということは、すでに今日の晩御飯はアサリご飯と決まっているじゃないか。うかつだった。客は来て当たり前という店員の態度が目に付く矢場とんはトンカツだった。圧倒的多数により、たこ焼きはおやつに決定します。異議申し立ては一切却下します。一方、一度受理した案件を退けることは棄却と言う。今日もタダで勉強になったね。

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独りよがり時間差攻撃

「まつとうやゆみって漢字で書ける?」と聞くとほとんどの者が松任谷の「任」の字に意識を集中するが、そっちではなく松任谷由実の「実」の字が「美」じゃないんだよ。このように頼まれてもいないのに質問を投げかけては自分一人だけ勝ち誇ったように高笑いすることを独りよがり時間差攻撃と言う。これによって失うものはあっても得るものは何もない。そろそろ人生の守りに入りたい中年諸君は決してマネをしないでね。「君は何が売りなの?」と聞かれたら「ニガウリ」って答えても友達は減る。それを「ゴーヤ」とか正式名の「ツルレイシ」と答えると2段オチ、3段オチになっているためレベルが高度過ぎて相手が笑ったり逆に引くどころかまったく何も伝わらないからかえって危険だよ。じゃあまたね。ちゃお!

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アパッチ野球軍は二度笑う

ちらし寿司を前にすると右脇腹に手を当てたくなりませんか。小学2年生のとき「お腹が痛いから学校を休む」と仮病を装った僕は、母親と一緒に北山にあるF医院へ行った。「あぁ、虫垂炎だね」と医者が言った。「ちゅ、ちゅーすい円??」と僕。「盲腸だよ。明日、手術ね」と医者。“おいおいウソだろ!こっちは仮病なんだぜぇ!”と心の中で叫んだが、仮病がバレたときの仕打ちのほうが怖かったので翌日、言われるがままに美殿町のM外科で腹を切った。お見舞いで『アパッチ野球軍』の筆箱をもらった。みんな、「チャンチャン♪」で終わる冗談はいいけど退路を断ったウソはいけないよ。今でも右脇腹にある古傷を見ると、その当時の緊迫した空気と絶望感がパカランパカランと走馬灯のようによみがえってくる。

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午前中だけ頑張った自分へのご褒美に珈琲プリンの甘いティラミス

まるでマッターホルンのように高くそびえる珈琲プリンをバタークリームの小高い丘が立ち塞いでいた。さらにそこに至るまでの長く険しいワインディングロードが僕の心を揺さぶった。「ショートカットはできない」。そう、人生と同じだ。僕は車を運転するとき、一般道ではセンターラインのある広い道を好み、60キロ以上を出さない。高速でも80キロで走る。するとスズキのアルトにさえも風のように追い越される。だがその15分後、養老SAに入った僕は15分前のアルトと再会する。そう、急いだところで目的地にたどり着く時間は同じなんだ。弘道が近道をしたところで極道にはならないんだ。柱時計の短針は「2」を大きく回っていた。「ティラミスはラミレスともアラミスとも似てる」。僕は小さく微笑むと午前中だけ頑張った自分へのご褒美に一歩を踏み入れた。

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抑えきれなかった甘い誘惑

国境の長いトンネルを抜けると雪国であったが、冷蔵庫の重い扉を開けるとどら焼きがあった。しかも栗入りのビッグサイズだ。「う~ん」と7秒ほど葛藤したが、その間にすでに右手の人差し指&親指を駆使して5センチほど封を切っていた。健康診断のために今週はビールも糖分も断つと決めたのに・・・。え、ビール?ってことで、この際どうせ決まりを破るならビールも飲まなきゃというアル中&ニコチン中毒患者に多く見られる典型的な負のスパイラルに陥った。だが、私は負けたわけではない。人間は弱い生き物だということを証明したかっただけだ。これを集団行動ができない奴の独りよがりポジティブ・シンキングと言う。ビッグサイズのどら焼きをむさぼりながらビールを飲む、しかも栗入りとくればこれ以上の私服の時はジーパンにTシャツ。違う、至福の時はない。

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ザ・納豆週間

湯船に浸かりながら爆睡したら案の定、溺れかけた砂漠王。その瞬間、ヒツジの群れに遭遇した。前世はジンギスカン鍋かも知れない。納豆・オン・ザ・ライス・ウィズ・揚げ出し豆腐・アバブ・鮭のホイル焼き。Oh,yeah! 来週早々に健康診断がある。だから捏造しようが何しようが、とにかく強引にでも良い数値を作らねばならない。結局、今日の昼は誘惑に打ち勝ちビールを我慢した。生きがいでもある糖分の摂取も控えた。この一週間で五臓六腑をパーフェクトな状態にもっていく。私はデータ上のアラビア数字に一喜一憂する小さい男ゆえに、数値が良いとさらに健康になり、悪いと減量末期の力石徹のように悲惨な姿になる。ってことで、今週はずっと納豆を食べる。納豆に含まれるナットウキナーゼは私だけを見つめて欲しい。

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ビジネス・ハードボイルドな栞

今まさに湯上りの好色男。「備品その他」と書かれた棚を開けたら大量の「ビジ・ハド栞(ブックマーカー)」が出てきた。500枚ほど作った記憶があるが、ザッと見たところ89枚は残っていた。ボルサリーノもどきのハットは娘が中学生のときに被っていたやつで、右横にはリボンが付いていた。それが写らぬよう撮影するのに苦労した。サングラスは梅林公園に展示してあるD51蒸気機関車の横に落ちていたものだ。軽い占有離脱物横領罪ってやつだ。いいかい、マジで。エコが嫌いだと口では言いながら、ここまで徹底したリサイクラーは徹明町から竜田町にかけては私ぐらいなものだろう。まかり間違えば単なるケチだが。そして、真夏にステンカラーのコートを身にまとっている奴も私とブラック・ジャックだけだ。まぁ、腐るほど思い出が詰まっているので捨てることなく、会う奴&会う奴に配りまくって終幕とする。

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