天下布武一覧

大好物の名古屋城と大したことはない矢場とんのわらじとんかつ@愛知県名古屋市

静岡駅前にあるホテルで一泊した翌朝、乾燥した部屋のせいか喉がすっげぇ痒くなった。その帰り、せっかくだからと大好物の名古屋城へと向かったが、そこにたどり着く前の市役所駅が何気にいい。

ベストビューポイントの金鯱が輝いていた。快晴より曇天に映える立ち姿といったところだろうか。

空腹とは3センチくらいの距離があったが、名鉄百貨店内の『矢場とん』でとんかつを食ったった。女性従業員の態度は横柄で味も大したことはなかった。これで繁盛しているのだから世の中は甘い。

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犬山駅前の居酒屋が白木屋と魚民だけでは国宝が泣く

この忙しいときに大分県から1人の税理士がやって来たので東へと向かった。

彼は「犬山城が見たい」と駄駄をこねたので胸焼けがするほど執拗に見せた。

日も暮れぬ午後5時。白木屋か魚民か迷った挙句、前者でかなり安く終えた。

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ありふれた今日一日を完璧に彩った快晴の岐阜城(岐阜県岐阜市)

今年は1月に行ったきりの岐阜城。ご無沙汰過ぎて軽い禁断症状が現れた。

行楽シーズンのためか、観光バスで乗り入れたお年寄りが凄まじく多かった。

今回は城内には入らず、石垣やその周辺をぶらぶらと回って眺めを愉しんだ。

展望台から名古屋のJRセントラルタワーズを確実に臨んだ。その手前にある
アーチ状の塔は一宮市のツインアーチ138。その3cm手前に我が家はある。

午前11時半。岐阜公園内で田楽を食べようと思ったが、店が休みだったので
いつもの店でいつものラーメンを食べた。極ありふれた一日にとても満足した。

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実に滞在時間がたった30分ほどの小田原城(神奈川県小田原市)

あと3回分ほど青春18きっぷが残っているので小田原へ行こうと思い立った。

岐阜→豊橋→浜松→静岡→熱海→小田原という5時間ほどの鉄道旅だった。

駅に着くや否や目的の小田原城を目指して炎天下の中を小走りで向かった。

銅門を2分ほど見学すると天守へと歩を進めた。観光客は多かった気がする。

ぜえぜえと息を切らし、大量の汗を流しながら重厚な常盤木門を眺めていた。

天守。その手前に小さな動物園があったが臭いそうだったので寄らなかった。

歯科のインプラントの如く整然と積まれた石垣を横目に天守の奥へと進んだ。

天守最上階の展望室より伊豆大島方向の景色。ずっと汗が止まらなかった。

二の丸隅櫓を撮影すると小田原駅へ向かった。実に滞在時間は30分だった。

小田原駅から5つ戻り、昨年10月に訪れた熱海で水分を補給しようと降りた。

世間はすでにお盆休みなのだろうか、平和通り商店街はとても賑わっていた。

脱水症状気味だったので最初に目に付いた丸福という飲食店に駆け込んだ。

小田原城は「日本100名城」の中の23番。おそらくもう行くことはないだろう。

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今のところ3本の指に入る犬山城と風情ある町家カフェの犬山おどき

なぜか最近、トム・ジョーンズとエンゲルベルト・フンパーディンクを頻繁に聴く。

米国債との因果関係はあるのだろうか。明日からあまり出掛けられないので
今日は犬山城へ行った。いつもとは異なる木曽川沿いからゆっくり向かった。

おそらく関西から来たと思われるカップルの彼のほうが彼女に「これが国宝?
ってことは大阪城よりも凄いの?どこが?」という失敬な質問を連発していた。

天守内を丁寧に巡った後、城下町へ行き、お気に入りの犬山おどきに入った。

町家のカフェで落ち着くのがいい。女店主と城や町並みについて語り合った。

犬山では「串グルメ」を流行らせようとしているようだ。これはカリー串トースト。

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生駒親正が築いた高松城(香川県高松市)と丸亀城(香川県丸亀市)

全国的にも荒れる空模様になるとNHKの気象予報士が断言した。そのため、
早朝6時45分にホテルをチェックアウトし、目的地の高松城へと歩を進めた。

丸亀町商店街を駅に向かって歩いていたら目の前に巨大なドームが現れた。

ことでんと旧東の丸艮櫓の嬉しいツーショット。このとき午前6時58分だった。

東門の開園は午前7時だったので、受付の女性が来るのを2分近くも待った。

現存する月見櫓への道。早朝で気分はいいし、人はいないし、天気はいいし。

見たところ天守台の補修工事を中堅ゼネコンのハザマが行っているようだが、
この際、立派な模擬天守も復元してほしい。そうなった暁には再び訪れたい。

高松城は「日本100名城」の中の77番。受付の女性からポスターをもらった。

塩分を含んだ弱い風が私の嗅覚を強く刺激した。海を背にして呼吸を止めた。

高松駅で停車しているサンライズ瀬戸と遭遇した。いつか必ず乗ってみたい。

私はと言えば、鈍行で丸亀駅に辿り着いた。サンライズ瀬戸に乗ってみたい。

駅から歩くこと約8分。高台に聳え立つ丸亀城が嗚咽するほど格好良かった。

夏休み子ども劇場の『黄金バット』が登場するかの如く、威風堂々としていた。

重要文化財の大手一の門をくぐった。それは別世界への入り口のようだった。

梁。その色といい、その太さといい、冷蔵庫に寝かせてある栗蒸羊羹の如し。

どこからどの順番で見ればいいのだろうと心地良い途方の暮れ方を愉しんだ。

適度な湿気と頬を撫でる緩い風が私を詩人に変えてくれそうで変えなかった。

石垣の美。20m以上の城壁が続く、「扇の勾配」のような美しい曲線だった。

汗を噴き出しながら登った。必ず振り返ることから「見返り坂」と呼ばれている。

天守と蝉の声。まだ汗は止まらない。次に訪れる際には、夏だけは避けたい。

天守の2階から3階へと登る階段。黒光りの柱や階段に触れるだけで泣けた。

天守の3階から眺めた丸亀市内。今日も7時間以上かけて鈍行で帰るのか。

「日本100名城」の中の78番。また、12しかない「現存天守」の貴重な1つ。

名残惜しいが丸亀駅へと向かった。そしてアーケード街には誰もいなかった。

「丸亀って団扇が名産なのか?」と小さく声を漏らしてみても誰もいなかった。

人恋しくなり、近くの喫茶店に入った。熱いおしぼりで顔と腕を拭ってしまった。

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Abeille.Sのももだまと肉の喜楽のコロッケと小倉山城(岐阜県美濃市)

2~3日前のローカル番組で知ったスイーツが食べたくて美濃町へ向かった。

うだつの町並みにあるAbeille.S(アベイユ・エス)。店構えが素晴らしく泣いた。

また、それは外観だけでなく内装も嗚咽するほどレトロで明治村のようだった。

これがお目当ての「ももだま」。夏季限定の逸品で、午後には売り切れとなる。

当然のように開店と同時に注文した。中にはカスタードクリームが一杯だった。

思いのほか満腹中枢が冷静になったので歩いて5分の小倉山城へ向かった。

小倉公園の中にある模擬櫓。石垣と土塁だけは現存していたのでよしとした。

薮蚊が飛び交う中、噴き出す汗をハンカチで拭いながら展望台へ歩き続けた。

心地良い風と美しい美濃の町並みが歓迎してくれたが、汗は止まらなかった。

肉の喜楽で揚げたてのコロッケ(80円)と10円串カツを食べて大満足だった。

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この猛暑のせいなのか、貸し切り状態だった西尾城(愛知県西尾市)

この際、多少の日焼けは仕方がないと割り切り、近場の城めぐりに出掛けた。

愛知県の西尾市。JRが通ってないので名鉄の鈍行に揺られてたどり着いた。

その目的は西尾城。最初に再建された鍮石門(ちゅうじゃく)が迎えてくれた。

奥には旧近衛家の立派な茶室があった。一服400円だが、何気に躊躇した。

天守はなく、本丸、二の丸跡の一部は小さな歴史公園として整備されている。

15年前に復元された本丸丑寅櫓に向かったが、蛇が出て来そうで怖かった。

櫓内部の動画も撮影したが、3分の2がブレていたので腹が立って削除した。

資料館から眺めた本丸丑寅櫓。画像は美しいが、その場は暑くて苦しかった。

そろそろ水分を補給しないとアスファルトの上に倒れるのではと若干、焦った。

見知らぬ男性に「@$かく寺はどこですか?」と訊ねられたので「知らない」と
答えたが、確実に目の前の看板に書いてある崇覚寺のことだと5秒で察した。

その男性には申し訳なかったが「滑舌が悪いからだ」と自分に言い聞かせた。

僅かな空腹感だったが、せっかくなので観光案内所で教えてもらった鰻屋へ。

二層の上丼を頼んだ。猛暑のせいだろう冷たいお茶のほうが美味しく感じた。

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格好良過ぎる難攻不落の立ち姿に感動した熊本城(熊本県熊本市)

晩から朝にかけて土砂降りだった。激しい雨音のせいで4時には目が覚めた。

テレビの予報でも熊本市はずっと雨模様だと日テレの女子アナが言っていた。

しかし、そこは晴れ男。宿から一歩外に出てみると雨は無難に上がっていた。

すぐに今回の主たる目的でもある熊本城へ行ったが、その荘厳さに閉口した。

あまりに広大な城郭だったので正門が分からず、本来は鬼門であるところの
不開門(あかずのもん)から入城した。道理で人影がなかったわけだと納得!

石垣だけでも鳥肌が立つほど感動したが、それを打ち崩すほど蒸し暑かった。

壮大な自然も素晴らしいが荘厳な人工物のほうがさらに素晴らしいと感じた。

「暑いだろ、本当は徹底的に暑いだろ」と心の中で何度も繰り返し、同情した。

威風堂々の大天守と小天守。昭和35年に復元したものだが実に美しかった。

大天守から眺めた宇土櫓と遠くの金峰山たち。緑も映え、風も心地良かった。

天守から出て来た頃には厚い雲は消え、眩しい青が一面に澄み渡っていた。

本丸御殿の大広間。あたかも3Dで見ているかのような奥行きが続いていた。

本丸御殿の中で最も格式の高い昭君之間。大量のゴールドが印象的だった。

長塀側からの大天守。その形状ゆえに懐かしいアポロチョコレートを連想した。

頬当御門側からの大天守と小天守。心の底から晴れ男の自分を褒め称えた。

重要文化財の宇土櫓。創建当時から唯一残る現存櫓はあまりに美し過ぎた。

宇土櫓の最上階からの風景だが、金森さんの解説が風でかき消されていた。

「第三の天守」とも言われる宇土櫓だが、目を凝らせばカネゴンにも似ている。

しかし異様に蒸し暑かった。それもそのはず気温が体温に迫っていたようだ。

坪井川に沿う長塀。現存する城郭の堀の中では、最長の242メートルを誇る。

熊本城を後にして再び上通アーケード街。気になっていた蜂楽饅頭を買った。

好物の御座候とどこがどう違うのか分からなかったが、とにかく美味しかった。

ちょっと早いが空港へと向かった。空港内のりんどうで海鮮丼セットを食べた。

熊本城は「日本100名城」の中の92番。格好良過ぎるので絶対に再訪する。

ANAの機内だが、私の左横を通るキャビンアテンダントの匂いが素敵だった。

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2キロも贅肉が落ちた津城(三重県津市)と松阪城(三重県松阪市)

「今日は13日の金曜日だからきっとジェイソンが現れるぞ」と次女に言ったら
「アメリカ人が遊びに来るの?」と真顔で返された。時代を感じた1コマだった。

気を取り直して久し振りの快晴、三重県にある2つの城を巡ろうと思い立った。

最初に津城。近鉄津新町駅から合同庁舎を通り抜け、約10分で辿り着いた。

整備された日本庭園から藤堂高虎像に目をやると三重櫓への階段を登った。

櫓自体は大したことはないが、整然と詰まれた石垣を眺めていたら癒された。

あろうことか看護学校の3人の若者が「コミュニケーションを図る授業の一環で
ちょっとアンケートをお願いしてもいいですか?」と私の背後から近づいてきた。

「津と言えば?」と訊かれたので「世界一短い地名」と答えた。あっと言う間に
終わったが、この際なので「出生時の体重」など徹底的に訊いて欲しかった。

ただ、「昼の日中からこんな場所でボーっとお城を眺めていて一体、どのような
お仕事をなさっているのですか?」という質問だけは間違いなく避けたかった。

次に松阪。近鉄とJRの駅舎が一緒になっているためJR側の南口から出た。

駅から旧伊勢街道の中町、本町、殿町とゆっくり歩いて松阪城に辿り着いた。

天守がないからと気軽にやって来たが、唸るほど見事な石垣がそこにあった。
何回もぐるぐると歩いたり走り回ったりしたため、周囲からは気味悪がられた。

敷地内にある歴史民俗資料館の窓口で「日本100名城」のスタンプを捺した。

松阪城は「日本100名城」の中の48番。予想外に愉しめたので再訪したい。

ただ、資料館職員たちの私語がうるさく、ヤル気など微塵も感じられなかった。

懐かしい昭和の小物たちが並んでいたが、すべてリアルタイムで知っていた。

これは御城番屋敷。江戸末期に旧紀州藩士が松阪城警護のため移り住んだ
武家屋敷。このような屋敷は全国でも大変珍しく、今でも普通に暮らしていた。

御城番屋敷の奥から振り返り、松阪城を背景に1枚。平屋は贅沢だと思った。

松阪牛を食べ損なったこともあり、年内の再訪を五臓六腑が強く望んでいる。

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