ホーン・ユキとホキ徳田をときどき間違える@多分、ギリギリのネタだと
半分反省している杉山です。ネタで反省することは、マレです。
私は、完璧に“年功序列”支持派です。その方が、人間関係も仕事の流れ
も一番スムーズで、上手くコトが運ぶという理由からです。
中でも、同い年の同性とは、仕事云々ではなく、変に波長が合ったりする
ものです。それは、同じ時代に同じテレビ番組を、リアル・タイムに観て
いたからというのが、大きな要因だと思っています。セミナー研修や社員
教育では、形成できない部分の方が、はるかに大きいと痛感しています。
さぁ、そんな最初の2行をあとの6行でフォローしているというハナシは
バシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。
■先日は、“面接のツボ!”をお話しましたが、
今回は、その結果、採用した直後の、ちょっとしたコツです。
■ところで、採用してから、新人を
ほうって置きっ放しの会社が、多いのではないでしょうか。
確かに、電話の受け方やパソコン入力の方法は、丁寧に教えても
そんなことより、新人が一番不安なことは、最初の昼食です。
■小さな会社では、新卒にしろ中途にしろ採用は、1人。
弁当持参なのか外食なのか、どこで食べるのか、
誰もそんなこと、事前には教えてくれません。
■12時になると、案の定、うろたえて目が泳ぎ出します。
パソコンの操作方法は先輩に聞けても、お昼ご飯どうするんですか?
っては、なかなか聞きづらいもんです。
■1~2分、うろたえる姿を楽しんだ私は、
後ろからソッと食事に誘いました。
とんかつか、そばか、ココ壱のどれかを選択させて、出かけます。
ほとんど、とんかつだったような気がします。
■そこで、2時間くらい食事をしながら、緊張をほぐし
仕事の内容とか、社員一人一人のクセだとかを面白く話します。
30分で5回以上笑わせることを、自分のノルマと課し、
相手は楽しく、私はネタを吐き出しながら、苦しく過ごしました。
さすがに、女性は誘いづらく、男性ばかりでしたが。
■領収書はもらいません。
新人は、自分の立ち位置をよく分かっていないので、会計の際、
必ず私のすぐ後ろにピッタリと立っています。
だから、領収書をもらわないんです。でも、これがいいんです。
■そして、それから数年の間に、その内の何人かが去りました。
最後も、必ず2人で一緒に食事をしました。
その時に、最初に食べたとんかつの話しになります。100%です。
大げさですが、「一生忘れません」って言う奴もいました。
■私が面接をした奴も、そうでない奴も、みんな決まって数年前の
“最初の食事”の話を、昨日のことのように話します。
私は、とんかつかそばかココ壱か、食事をしたのかさえも、
ほとんど覚えていませんが、彼らは鮮明に覚えているようです。
■新人はアヒルのように、最初にやさしくしてくれた人のことを
ズッと覚えているもんです。
だから、私は、新人の初出勤の日には
必ず丸1日、スケジュールを空けて“最初のアヒル”になりました。
これが、2日目でもダメです。困っているのは、そう、初日だけです。
■“そんなこと~”って、どうでもいいことのように思えるでしょうが、
そんな誰も、気にも留めない些細なことだからこそ、
1番心に残るものなんです。要は、相手の問題です。
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編┃集┃後┃記┃
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くどいようですが、巻頭文は、
ユキとホキと“ときどき”まで、引っ掛けてある
本人にとっては、かなりの自信作です。
が、一般ウケはしないと思うので、
ここで未練がましく、言い訳をさせていただきました。
では、また明日、お会いできることを楽しみにしております。
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